2026/1/25
「財政規律なんて気にしなくていい」
そう主張する人たちがいます。事実、日本は巨額の債務を抱えながらも、財政破綻していません。
しかし、なぜ財政規律を棚上げにできているのか。
その理由は、魔法でも何でもありません。
実は、
民間の家計(つまり、あなた)
が、
消費を我慢
して、国債や現金を必死に抱え込んでいるからなのです。
少し専門的な話をします。
政府が発行した国債は、巡り巡って誰が持っていると思いますか?
表向きは日銀が買い取っていますが、日銀が国債を買うための原資は民間銀行が日銀に預けたお金です。
民間銀行が日銀に預けたお金のでどころは?
そうです。あなた自身。
あなたが銀行に預けたお金は本来、あなたが人生を楽しむために使うべき「生涯所得」の一部ですよね。
しかし、日本人は将来不安から消費を抑制し、お金を使わずに貯め込んでいます。
日銀はその預金を元手に国債を買っています。
つまり、皆さんは自分の人生のために使うはずのお金を、使わずに、政府に対して
「貸しっぱなし」
にしている状態なのです。
国債や貨幣がこれだけ大量に発行されても、金利や物価(最近までは)が暴騰しなかったのはなぜでしょうか。
それは、ほかならぬ皆さんが、それらの安全資産を「もっと持ちたい!」と熱望しているからにほかなりません。
この強烈な需要があるからこそ、政府は低金利で借金を続け、財政規律を事実上無視することができたのです。
分かりやすく言い換えます。
「国民の過度な節約」こそが、日本の「放漫財政」のスポンサー
なのです。
政府がいくら財政出動をしても、なかなか景気が良くならない(総需要が拡大しない)のはなぜか。
答えはシンプルです。
今の財政システム自体が、
家計消費の犠牲=あなたの我慢
の上に成り立っているからです。
皆さんが消費を我慢して、お金を貸してくれているから、政府は借金ができる。
その借金で公共事業やバラマキをやっても、根本にある「皆さんが消費を我慢する構造」が変わらなければ、経済全体のパイ(総需要)が爆発的に増えるわけがありません。
私は「積極財政」派ですが、今の政府のやり方には疑問があります。
国民に我慢を強いて、その我慢を担保に政府が借金をして、使い道を決める。これでは本末転倒です!
必要なのは、
皆さんが「貸しっぱなし」にしているそのお金を、
「自分のために使える」ようにすること
ではないでしょうか。
そのためには、
政府に貸しっぱなしになっているあなたのお金
を、
「減税」や「社会保険料の軽減」
によって、まず、あなた自身の手に取り戻すしかないのです。
あなたの「我慢」に依存した財政運営は、もう限界です。
国にお金を貸しっぱなしにするのではなく、自分のために使いましょう!
そのための環境を整えるのが、「手取りを増やす」政策なのです。
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ヤマグチ ショウヘイ/35歳/男
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