2026/7/12
7月11日、伊奈町認知症介護家族の会ぼちぼちいこかが主催する『オレンジカフェ い〜な』に参加しました。
私がぼちぼちいこかの皆さんと出会ったのは、議員になって間もない頃です。
私自身、炎症性腸疾患の患者会を運営してきた経験から、病気と向き合う本人だけでなく、支える家族にも不安や負担があり、家族への支援も欠かせないと感じてきました。
そのため、認知症とともに暮らす方やご家族を支える活動に共感し、以来、交流を続けています。

今回の会では、物忘れが気になったときの相談先や利用できる支援について、地域包括支援センターや町職員から説明がありました。
フリータイムでは、認知症とともに暮らす当事者の言葉や、日常生活での困りごと、地域で見守る際の迷いなど、制度や資料だけでは分からない話を聞くことができました。
困りごとがあっても、どこに相談すればよいか分からない。
この程度のことを聞いてよいのか迷う。
周囲には知られたくない。
近所に気になる方がいても、本人やご家族にどこまで声をかけてよいのか分からないという戸惑いもあります。
相談窓口があっても、実際に相談するまでには、こうした心理的な壁があります。個別の内容は紹介しませんが、それぞれの立場から率直な思いを聞けたことは、このような会ならではの有意義な時間でした。
私自身も、炎症性腸疾患の患者会に初めて参加するときは勇気が必要でした。自分のことをどこまで話してよいのか、自分だけ場違いではないかという不安がありました。
それでも、同じような経験をした方の話を聞き、自分だけではなかったと感じたことで、気持ちが楽になったことを覚えています。

患者会や家族会は、答えを求めるためだけの場所ではありません。まずは話を聞くだけでもよく、同じような経験をしている人がいると知るだけで、心が少し軽くなることがあります。
だからこそ、オレンジカフェのような機会が地域の中に増え、困りごとが深刻になる前から、気兼ねなく参加できることが大切です。
認知症について相談することにためらいを感じる方にも、物忘れや介護について少し気になる段階から参加できる場だと伝わるよう、周知や啓発の方法にも工夫が必要だと感じました。
今回のオレンジカフェは、認知症とともに暮らす方やご家族だけでなく、地域の方も参加でき、時間内の出入りも自由な場として開催されました。
準備と運営に尽力されたぼちぼちいこかの皆さん、協力された関係者の皆さんに感謝申し上げます。
関連資料として、伊奈町の認知症安心ガイドブック、福祉制度全般をまとめた福祉のしおりを掲載します。認知症や介護に限らず、どこへ相談すればよいか迷ったときの参考としてご活用ください。
少し気になる。
少し聞いてみたい。
その段階から相談や参加ができる場が、伊奈町の中にもっと増えてほしいと考えています。
認知症安心ガイドブック
https://www.town.saitama-ina.lg.jp/cmsfiles/contents/0000002/2806/R7gaido.pdf
福祉のしおり
https://www.town.saitama-ina.lg.jp/cmsfiles/contents/0000000/365/fukushinoshiori.pdf
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