2026/5/15
前回は、宮津地区再整備の進捗が見えにくくなっていることについて書きました。
今回は、宮津地区をこれからどんな場所にしていくべきか、私の考えを書きたいと思います。
宮津地区は、上天草市の中でも特別な可能性を持った場所です。
市民にとっては、日々の買い物や学び、憩いの場所。
子育て世代にとっては、子どもを連れて安心して過ごせる場所。
高齢の方にとっては、人と出会い、ほっとできる場所。
観光客にとっては、上天草の魅力に最初にふれる場所。
暮らしと観光が交わる場所だからこそ、宮津地区の再整備は、上天草全体の印象を大きく変える力を持っています。
宮津地区将来構想では、宮津地区全体を一つの家のようにとらえ、公園をリビングに見立てる「シーサイドリビング」という考え方が示されています。
また、「日常づかいの観光」という方向性も掲げられています。
私は、この考え方はとても良いと思います。
観光客のためだけの場所でもなく、市民だけの場所でもない。
普段の暮らしの中で使えて、観光で来た人にも喜ばれる。
そんな場所になれば、宮津地区はもっと魅力的になります。
たとえば、地元の新鮮な食材が買える場所。
雨の日でも子どもが過ごせる場所。
海を眺めながら休める場所。
本や歴史、観光情報にふれられる場所。
地域の人と観光客が自然に交わる場所。

そうした機能がうまくつながれば、宮津地区は単なる施設ではなく、人が集まり、時間を過ごし、また来たくなる拠点になります。
ただし、実現するためには、言葉だけでは足りません。
計画をどう具体化するのか。
財政負担をどう抑えるのか。
市民にとって本当に使いやすい施設にするのか。
観光客の受け皿として魅力ある場所にできるのか。
一つひとつ、現実的に詰めていく必要があります。
宮津地区再整備で大切なのは、二つのバランスです。
一つは、身の丈に合った整備であること。
市の財政に大きな負担をかけすぎる計画では、長く続きません。
もう一つは、中途半端な整備にしないこと。
せっかく上天草の玄関口を整えるなら、市民も観光客も誇れる場所にしなければなりません。
小さくまとまりすぎてもいけない。
大きく背伸びしすぎてもいけない。
この舵取りが、とても大事です。
また、熊本天草幹線道路の完成を見据えれば、宮津地区はさらに重要になります。
人の流れが変わるとき、上天草の入口にどんな場所があるかで、まちの印象は大きく変わります。

だからこそ私は、この宮津地区再整備について、市民の皆さんと未来像を共有しながら、責任を持って前に進めていく必要があると考えています。
もし課題があるなら、何が課題なのかを分かりやすく伝える。
スケジュールが変わったなら、なぜ変わったのかを説明する。
進めるのであれば、どんな未来像を描いているのかを共有する。
市民の皆さんと同じ方向を見ながら進めることが、宮津地区再整備には欠かせません。
宮津地区再整備は、上天草の未来をつくる大切な一歩です。
市民の皆さんの声を大切にしながら、暮らす人にも訪れる人にも喜ばれる場所となるよう、私も責任を持って取り組んでいきます。
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ナニカワ マサヒコ/54歳/男
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