2026/6/23
皆様、こんにちは。兵庫県議会議員の大塚公彦です。
令和8年度、私は文教常任委員会に所属することになりました。兵庫の子どもたちの未来を支える先生方が、心身ともに健康でいきいきと働ける環境を実現するために、全力で取り組んでまいります。
先日、第1回目の文教常任委員会が開催され、私も質疑に立ちました。今回は、その内容と思いを皆様にご報告いたします。

今回の委員会では、教育委員会事務局から以下のテーマについて説明がありました。
✅ 教職員の確保と資質向上 ✅ 働きがいのある学校づくりの推進 ✅ 教職員の健康管理・福利厚生
私が特に強い問題意識を持って質疑したのは、「教員の働き方改革」と「教職員のメンタルヘルス」の2点です。

当局の説明を聞いて、率直に感じたことがありました。
「これまでの取り組みで一定の効果は出ている。しかし、精神論・標語的なアプローチに留まっている部分も多いのではないか」
特に中学校の教員は、小学校と比較しても時間外勤務の負担が重い傾向にあります。月45時間を超える時間外勤務の教員が依然として多く存在するという現実は、決して看過できません。
そこで私は当局に問いました。
「他県の先行事例も踏まえて、今後もっと抜本的(ドラスティック)に改革を進める考えはあるか」
当局からは、こんな答弁がありました。
「令和4年度からモデル校を設定し、課題を洗い出しながら少しずつ取り組みを進めている。今年度は新たに【働き方改革伴走支援事業】として、県立学校5校に民間の専門家(民間サポーター)を派遣し、校内ワークショップを通じて学校自らが改革を進める仕組みをつくっていく」
民間の知見を活用した「伴走支援」という新しいアプローチは、大きな一歩だと感じています。先生方が子どもたちと向き合う時間を最大限に確保できるよう、このような取り組みをさらに加速・拡充していくことが重要です。引き続き、現場の声を届けながら後押ししてまいります。
次に、私が深刻に受け止めたのが教職員のメンタルヘルス問題です。
精神疾患で病気休暇等を取得した教職員のうち、新たに発症した方が最も多い区分を占めているという現状があります。「未然防止が大切」とはいえ、その数は依然として高い水準にあり、全国的な課題でもあります。
私は当局にこう問いかけました。
「メンタルヘルスの未然防止には、結局のところ働き方改革が不可欠ではないか。新規に発症される方が多い実態を、もう少し詳しく教えてほしい」
当局からは、様々な相談窓口の整備や、不調の兆しを早期に把握して重症化を防ぐ取り組みについて説明がありました。相談体制を充実させているという姿勢は評価できます。
しかし私は、締めくくりにこう申し上げました。
「相談できる方は、まだ元気な方です。気づいたときには来られない状態になってしまう——それが1週間、何ヶ月と続いてしまうのも現実です。相談を待つだけでなく、こちらから手を差し伸べる『アウトリーチ型』のアプローチが大切ではないか。どの学校でも校長先生は多忙で、なかなか部下の声を聞いてあげる時間もない。横断的な改善の取り組みをぜひ進めてほしい」
そして最後に、強くこう要望しました。
「兵庫県の学校で働けば、心身ともに健康で、やりたい教育に全力で従事できる。そんな誇れる環境を実現してほしい」
子どもたちの未来を支える先生方が、心身ともに健康でいられること。やりがいを持って教壇に立ち続けられること。それは、教育の質を守るための最重要課題です。
地域を歩いていると、保護者の方々からこんな声をよく聞きます。
「うちの子の担任の先生、本当に忙しそうで心配」 「先生に余裕があれば、もっと子どもたちに向き合ってもらえる」
そうです。先生が輝いてこそ、子どもたちが輝く。
先生方が働きやすい環境を整えることは、子どもたちへの最大の教育投資です。
文教常任委員会の場で、現場の声を代弁し、一つひとつ前進させていくことが私の使命です。これからも皆様のご意見をお聞かせいただきながら、兵庫の教育をより良くするために走り続けます💪

【皆様のご意見をお聞かせください】 教育現場の課題や、兵庫の学校づくりへのご意見・ご要望をぜひお寄せください。SNSや公式サイトの問い合わせフォームからも受け付けております。
兵庫県議会議員 大塚公彦 (神戸市北区選出・公明党)
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