井川 りょうたろう ブログ

【江東人情新聞】区議会でバリアフリーの議論進む

2026/6/18

 江東区議会内でバリアフリー対応への議論が進んでいる。区議会議場などが作られたのは50年以上前で、車椅子などの利用を想定した作りになっていなかったが、対応が必要になる事態になったためだ。一方、職員らがどこまで介助を行うべきかなどの議論もあり、今後検討を加速する。
 バリアフリー対応のきっかけとなったのは、体調不良により長期間議会を欠席していた鬼頭たつや区議(新時代の会)の議会復帰だ。鬼頭区議は令和7年第3回定例会(9月17日開会)以降、議会に出席できない状況だったが、今年5月25日の臨時会には復帰した。ただ、車いす移動となったことで、鬼頭区議をどう迎え入れるかが検討された。
 出席にあたり、議論となったのは、身体的な障害を抱える議員が円滑に参加できるための対応だ。ハード面では、議場に段差があるため議席にどう座るかやお手洗いの対応などの検討が必要に。またソフト面では、本会議の議決が起立採決のみとなっているため運用をどうするかなどの課題があった。
 25日の臨時会では、鬼頭区議の座る席を最前列にすることで、可搬式スロープの利用など最小限の対応にとどめることができた。また、本会議の議決では、江東区議会規則を改正し、挙手による採決を可能に。正副議長選挙では、介助者が代理で氏名を書いて投票を行うことで、スムーズに議事を進行できた。6月から始まった第2回定例会でも臨時会と同様の対応を行っている。
 今後は、行政視察や災害時の対応についても議論が必要になる。また、車椅子の場合、介助者を誰がどこまで担うかも重要となる。議会事務局の職員などが多くを負担すれば職員の負担増につながりかねないためだ。
 また、長期欠席の際の議員歳費のあり方についても議論が加速しそうだ。現在は病欠等で議会をすべて欠席していたとしても歳費は全額支払われる。関係者は「これまで病気による長期欠席を想定していなかった。ほとんど議員活動ができない状況で歳費がどこまで支払われるべきか区民の理解を得ながら議論していく必要がある」と話している。

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井川 りょうたろう

井川 りょうたろう

肩書 江東区議会議員(前会派政調会長)
党派・会派 自由民主党

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