2026/5/8
お元気ですか?荒川区議の大月です。

先日、日本経済新聞に掲載された、台湾の初代デジタル発展相である オードリー・タン 氏のインタビューを拝見しました。SNSやAIが社会に大きな影響を与える時代において、民主主義やメディアの在り方をどう考えるべきか、多くの示唆に富む内容でした。
特に印象的だったのは、「アルゴリズムが人々の対立をあおっている」という指摘です。現在のSNSインフラ企業は、アクセス数や滞在時間を増やすために、「何が人々を怒らせるのか」「どんな話題が対立を生むのか」を分析し続けています。その結果、似た考え方ばかりが表示される“フィルターバブル”が起き、異なる意見に触れる機会が減っているように感じます。
人は強い言葉や怒りに反応しやすく、気づけばSNSを何度も見てしまう。結果としてアクセス数が増え、広告収入も増える。この構造自体が、現代のSNSの課題なのではないでしょう。
オードリー・タン氏は、「怒りをあおる投稿を減らし、橋渡しする投稿を優先するべきだ」と語っています。確かに理想的な考え方です。しかし一方で、現在のSNS企業の多くは広告モデルで成り立っています。対立や刺激的な投稿ほど拡散されやすい現状の中で、果たしてアクセス数が減っても経営が成り立つのかという疑問も感じました。
ただ、それでも私は「社会の分断を放置してよい」とは思いません。政治も地域社会も、本来は異なる立場の人が最低限の合意点を探しながら前に進めていくものです。オードリー・タン氏が語る「橋渡し」の考え方は、今後ますます重要になると感じています。
【続く】
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