2026/7/18
こんにちは、江東区議会議員の松澤あいりです。
最近、江東区内でも子どもによる万引きの相談を耳にすることが増えています。「お金がないから」ということではなく、実際には必要なものを盗んでいないケースが少なくありません。時には「盗ること自体」が目的になっていることもあるのです。
児童心理学の分野では、非行行動は「愛情不足」「承認欲求」「ストレス発散」のサインとして現れることが指摘されています。家庭内での孤独感、学校での人間関係の悩み、大人に話を聞いてもらえない環境などが積み重なると、子どもは適切な言葉で助けを求める代わりに、問題行動という形でSOSを発することがあります。万引きは「捕まりたい」という潜在的な願望の表れであることも珍しくありません。
学校や家庭が「悪いことをした子」として叱責だけで終わらせてしまうと、根本的な原因は解決されないまま、同じ行動が繰り返されてしまう恐れがあります。大切なのは「なぜそれをしたのか」を丁寧に聞き取り、背景にある孤立感や不安に寄り添う姿勢です。
区議会議員として、私はこの課題に対して以下のような取り組みが必要だと考えています。
• スクールカウンセラーや教員、スクールソーシャルワーカーとの連携強化による早期発見の仕組みづくり
• 地域における「居場所づくり」の推進(放課後の安心できる居場所の周知拡充)
• 保護者・教員向けの相談窓口の周知と、心理的支援へのアクセス改善
• 「聴く」「対話」を重視した初期対応のガイドラインづくり
子どもたちの行動には必ず理由があります。それを「問題行動」として片付けるのではなく、社会全体のSOSとして受け止め、根本原因に向き合う仕組みづくりが必要です。江東区に暮らすすべての子どもたちが、安心して大人に頼れる環境を作ること。それが、次の世代の健やかな成長につながると信じています。

引き続き、現場の声を聞きながら、こうした課題に真摯に取り組んでまいります。
お読みいただきありがとうございます。
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