2026/5/14
〜まずは“予算の見方”を知ることが大切〜
「広報あいかわ 2026年4月号」の1ページ目に掲載されている「令和8年度 予算の概要」は、愛川町の予算を理解するための非常に良い資料です。
私自身、財政の専門家ではありませんが、町の予算を理解するには、まず基本を整理することが大切だと感じています。今回は、広報資料をもとに、できるだけ分かりやすく整理してみます。
愛川町の令和8年度予算の総額は、282億9,422万6千円です。
これは「町のお金全部を合計した数字」です。
具体的には、
一般会計
国民健康保険
介護保険
水道
下水道
など、さまざまな会計を全部合わせた金額になります。
家庭で例えるなら、
普段の生活費
保険のお金
水回りの修繕費
将来に備えるお金
などをまとめた「家全体のお金」というイメージです。
その中で最も重要なのが、「一般会計 158億900万円」です。
これは簡単に言うと、「町役場のメイン財布」です。
例えば、
福祉
教育
道路
防災
ごみ処理
子育て
など、私たちの生活に直接関係する事業がここに入っています。
つまり、「愛川町は何に力を入れているのか」を見るには、まず一般会計を見ることが基本になります。
歳入(さいにゅう)とは、「どこからお金が入ってくるのか」ということです。
愛川町の一般会計158億円のうち、最も大きいのが、
町税 87億4,731万円(55.3%)
です。
これは、
住民税
固定資産税
法人関係税
などです。
つまり愛川町は、「自分で稼ぐ力」が比較的強い町という特徴があります。
広報的に言えば、
「町の予算の半分以上は、町民や企業の税金で成り立っている」
ということになります。
歳入は大きく2つに分かれます。
自主財源(65%)
町が自分で集めるお金です。
代表例:
町税
使用料
手数料
依存財源(35%)
国や県から来るお金です。
代表例:
国庫補助金
県補助金
地方交付税
町債(借金)
この比率を見るだけでも、町の財政の特徴が少し見えてきます。
歳出(さいしゅつ)とは、「何にお金を使うのか」です。
愛川町で最も大きいのは、
民生費 63億4,844万円(40.2%)
です。
これは、
高齢者福祉
障がい福祉
子育て
保育
生活支援
などに使われています。
つまり、
愛川町の予算の約4割は「福祉関係」
ということになります。
ここは、私たち町民が予算を見る上で非常に重要なポイントだと思います。
町の予算を見る時は、まず次の4つを押さえると分かりやすくなります。
STEP1:「全部でいくら?」 → 282億円
STEP2:「メイン財布はいくら?」 → 一般会計158億円
STEP3:「どこからお金が来る?」 → 税金が半分以上
STEP4:「何に使う?」 → 福祉が約4割
この順番で見ていくと、予算資料がかなり読みやすくなると思います。
私自身も勉強中ですが、まずは「予算を見る基本」を理解することが、町政を考える第一歩ではないかと思っています。
【注意】詳しい資料は町ホームページを参照してください。URLは以下の通りです。

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