2026/6/16
6/15 フェーズフリー推進議員連盟設立
本日、衆議院第二議員会館において開催された「防災科学技術推進議員連盟総会」及び「フェーズフリー推進議員連盟設立会」に、千葉県議会フェーズフリー政策推進議員連盟として出席してまいりました。
フェーズフリーとは、
「平時の便利さや豊かさが、そのまま災害時の備えになる社会をつくる」
という考え方です。
災害が起きてから対応するだけでなく、日常の暮らしや社会の仕組みそのものを強くすることで、防災力を高めていこうという新しい防災の考え方です。
会議には国会議員をはじめ、文部科学省、防災科学技術研究所、内閣府、フェーズフリー協会などの関係者が参加し、防災科学技術の最前線や、フェーズフリーの社会実装に向けた国の取組について説明がありました。
また、国においても防災庁設置を見据える中で、フェーズフリー促進検討会が立ち上がるなど、理念から実践へ向けた動きが本格化しています。
千葉県議会からは山本義一会長が議連設立の経緯について報告し、私は事務局長として、現在取り組んでいる「千葉県フェーズフリー推進条例(仮称)」について説明を行いました。
この条例は、防災部局だけを対象としたものではありません。
教育、福祉、商工業、農業、観光、まちづくりなど、県政のあらゆる分野にフェーズフリーの視点を広げ、全庁横断で取り組むための理念条例として検討を進めています。
また、災害時の命を守ることだけでなく、平時からの健康や生活の質、安心して暮らせる環境づくりといったウェルビーイングの視点も大切にしています。
私たちが目指しているのは、
「平時の便利さや豊かさが、そのまま災害対応力になる社会」
です。
振り返れば、この3年半、議連の仲間とともに視察や勉強会、政策提言を重ね、一歩ずつ積み上げてきました。
条例案の検討から会派内調整、関係部局との協議まで、多くの時間と労力を費やしてきましたが、本日、衆議院第二議員会館という国政の舞台で千葉県議会の取組を報告できたことに、大きな感慨を覚えました。
全国に先駆けて取り組んできた千葉県の挑戦が、いよいよ国の動きとつながり始めています。
もちろん、自助による備えは大切です。
しかし、全ての人が常に完璧な備えを続けられるわけではありません。また、防災のためだけに新たな負担やコストを積み上げていくことにも限界があります。
だからこそ、日常の暮らしやサービス、地域の仕組みそのものを災害時にも役立つようにしていく。
普段の便利さや豊かさ、快適さが、そのまま災害への備えにつながる社会をつくる。
それがフェーズフリーの考え方です。
これからは条例制定に向けた取組に加え、
・教育×フェーズフリー
・農業×フェーズフリー
・福祉×フェーズフリー
・商工業×フェーズフリー
など、それぞれの分野で具体的な社会実装を進めていく段階に入ります。
日常と防災が自然に一体化した社会。
そんな千葉県の実現に向けて、引き続き取り組んでまいります。
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