近藤 みのる ブログ
令和8年6月議会 一般質問 その6
2026/6/25
6、福井アリーナについての様々な懸念
(10.) 競輪事業 冠レースの利益を(株)福井アリーナに渡すことはありえない
ア.) 冠レースとは
福井市競輪事業では、フェニックスカップ賞、柴田勝家賞、お市の方賞など様々な冠を付けて実施されており、スポンサーからは優勝カップ・賞状などが提供されています。冠レースとは、スポンサー側が名前を冠するという広告宣伝効果を期待して、協賛金、商品提供などを行うものです。決してスポンサー側に売り上げに応じてお金をバックするものではありません。
イ.) 1億円の利益を得るためには25億円の売上増が必要
福井アリーナの冠レースを行い1億円の利益を上げることが出来るのでしょうか? 売上の4%ほどが利益となると聞いている。即ち、1億÷4%=25億円の追加売上が必要です。
質問です。福井市競輪事業が(株)福井アリーナにお金を支払うのは全く逆のことです。そもそも冠をつけたからと言ってどれだけの売上、利益が出たかは全く分かりません。それなのに、1億円ものお金を(株)福井アリーナに渡すというのです。止めてください! 西行市長、如何でしょうか?
<総務部理事> アリーナの機運醸成を図ることを目的に、全国の方々から福井アリーナ構想に賛同いただく機会の創出を意図したものであり、その趣旨を踏まえ収益金の一部をアリーナ支援に活用するもの。
(11.) アリーナ事業 リスクと責任分担を明確化し公表されたい
今後、建設費の増額、運営赤字、災害による施設被害、撤退時の原状回復や解体費用などについて、最終的に市がどこまで負担するのか不明確なままです。市は想定されるリスクと想定外のリスクを含め、市、商工会議所、(株)福井アリーナの責任分担を一覧化し、議会と市民に示すべきです。従って、次の資料の公表を求めます。
1 以下について定めた㈱福井アリーナ(福井市商工会議所)との協定書
①市・商工会議所・㈱福井アリーナの責任分担表
②建設費増額時の負担ルール ③運営赤字が出た場合の市の関与の有無
④災害復旧費・保険等、市負担の有無 ⑤撤退・解散時の原状回復、土地返還ルール
2 将来的に市からの商工会議所・㈱福井アリーナへの負担金、寄附金、基金繰入の計画額
市は、1の協定書及び2の金額見通しを作成されているでしょうか? まだであれば今後いつを目途に作成されるでしょうか? これらの資料の公表してください。
<総務部理事> 国の交付金を受けるにあたっては、協定書の締結が要件とされております。この協定書
につきましては、今後、整備会社及び運営会社、県、市の4者により締結することを予定しております。
支援金等については建設費に対する補助や周辺整備費等の支出を見込んでいる。具体的な金額は
今後精査していく必要があり、最終的には各年度の予算審議の中でお示ししたいと考えております。
7、アリーナ構想が成功するための条件:50億円を経済界が出資すること
私はアリーナ構想が成功するためには、経済界が50億円ほど出資することが最低条件ではないかと考えます。福井市の上場企業は昨年度決算で過去最高益を挙げたところが多いです。福井県、福井市よりはるかに財政状況は良いです。お金を出すということは、将来にわたって責任を持つと言うことです。
福井県、福井市の令和6年度決算は厳しい状況でした。しかし、建設資金だけで各々15億円、様々な負担を合わせれば各々50億円以上を出すのです。
質問(提案)です。上場企業で50億円だすことは容易ではないでしょうか? 西行市長さん、石田知事さんと一緒に交渉していただきたいです? 如何でしょうか?
<総務部理事> アリーナ事業は、あくまで民設民営の事業であり、その資金協力については各企業の自主的な判断に委ねられるべきものと考えております。このため、市として特定の企業と交渉を行う立場にはございません