2026/2/7
今日が、選挙運動の最終日です。
あと二時間で、この十二日間が終わります。
長かったようで、振り返れば本当にあっという間でした。
そして正直に言えば、決して楽な選挙ではありませんでした。
近年、世界はインフレの進行と国際秩序の揺らぎの中で、不安定さを増しています。
その不安につけ込み、極端な思想や恐怖を煽ることで、分断を広げる政治的手法が各地で目立つようになりました。
日本も例外ではありません。
右派・左派を問わず、急進的で刺激的な言説が広がり、
多様性を尊重し、共に生きる社会を築こうとする努力が、いま静かに、しかし確実に脅かされています。
この現実を前にして、政治が果たすべき責任は、これまで以上に重いと感じています。
私は今回、立憲民主党を離党し、新たに立ち上がった新党「中道改革連合」から立候補しました。
この選択に、驚きや戸惑いを覚えた方も少なくなかったと思います。
それでも私は、対立を煽り、分断を深める政治ではなく、
現実の対立点を冷静に見極め、合意形成を積み重ね、
人々の暮らしを一歩ずつ前に進めていく政治こそが、
いま最も必要とされていると考え、この道を選びました。
人々の暮らし、生活者をど真ん中に据えた、生活者ファーストの政治を、私は貫きたいと思っています。
困難な現実に正面から向き合い、
簡単な答えや強い言葉に逃げず、
その時点での最適解を探り続ける。
それは決して楽な道ではありませんが、
最も責任ある政治のあり方だと信じています。
中道改革連合が掲げる理念は、
「生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義」です。
国家やイデオロギーのために国民を従わせる政治ではなく、
国民一人ひとりが自分らしく生き、その活力が社会を支える政治を実現する。
人間の尊厳を、この国の政治の中心に据え直す。
その決意のもと、私たちはこの選挙に臨んできました。
私たちが目指しているのは、理念を掲げるだけの政治ではありません。
人々の暮らしの現実から出発し、経済、社会保障、教育や多様性、
外交・安全保障、そして政治の仕組みそのものを、つなげて立て直していく政治です。
まず、生活の土台となる経済を、もう一度、生活者の側に引き戻したいと考えています。
人への投資や生産性の向上を通じて、持続的な賃上げを実現し、
成長の果実が一部に偏るのではなく、暮らしの実感として行き渡る経済へと転換していく。
働く人が報われ、将来に希望を持てる社会をつくりたいと思っています。
同時に、現役世代が将来への不安を抱え込まなくて済む社会保障のかたちを整えることも欠かせません。
教育、医療、介護といったベーシックサービスを、必要なときに、必要な人がきちんと使える社会にする。
その上で、次の世代に過度な負担を押しつけない、持続可能な制度へと組み直していきます。
生まれ育った環境や性別、国籍の違いによって、
人生の選択肢や可能性が狭められる社会であってはならないとも強く感じています。
教育格差の是正、ジェンダー平等、多文化共生、気候変動への対応を進めながら、
誰もが自分らしく生きられる社会を、現実の政策として形にしていきます。
国の安全や外交についても、感情やスローガンではなく、現実に基づいた判断が必要です。
憲法の平和主義に立脚した専守防衛を基本に、
日米同盟と平和外交を軸としながら、
国民の命と暮らしを守るための、責任ある外交・防衛政策を進めていきます。
そして、こうした政策を本当に機能させるためには、
政治そのものへの信頼を取り戻さなければなりません。
政治資金の透明化をはじめ、
民意が正しく反映される選挙制度や政治の仕組みへと、不断の改革を続けていく。
その積み重ねなしに、政治が国民の側を向くことはないと考えています。
駅頭に立ち、街を歩き、多くの声に触れる中で、
これらの考えが決して机上の空論ではなく、
日々の暮らしと深く結びついていることを、何度も実感しました。
厳しいご意見をいただいた場面もありました。
同時に、「見ているよ」「頑張ってほしい」と声をかけてくださる方にも、何度も支えられました。
その一つひとつが、私にとっては重みのある現実でした。
正直な気持ちを書かせてください。
私は、この選挙区で、小選挙区として勝ちたいと思っています。
それは、自分のためだけではありません。
この十二日間、雨の日も寒い朝も、立ち止まって声をかけてくださった方、
厳しい言葉の中にも期待を込めて話してくださった方、
そして、黙って見守ってくださった多くの方々の思いを、
結果として受け取りたいからです。
比例で救われるかどうかではなく、
この地域の皆さんから直接託された一議席として、
国会に立ちたい。
その責任を、引き受けたいのです。
中道という、簡単ではない立場を選びました。
だからこそ、逃げずに、真正面から評価を受けたい。
その覚悟で、ここまで戦ってきました。
どうか、あなたの一票を、
この選挙区での選択として、私に託してください。
まもなく、選挙運動は終わります。
結果がどうであれ、この選挙で向き合った現実と、寄せられた声を、私はこれからも大切にしていきます。
残り一時間。
最後まで、目の前の一人ひとりと向き合い、やり切ります。

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マツシタ レイコ/55歳/女
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