2026/7/29
令和の玲!しもだ玲です。
福岡県議会で、議会質問の「横流し」が明らかになりました。
https://www.asahi.com/articles/ASV7X44ZCV7XTIPE00BM.html?ref=tw_asahi
報道によると、県職員が各会派から提出された
質問案を特定会派へ渡していたほか、
議員が作成すべき質問案を職員が作成していた事例も確認され、
県はこうした慣行を今後禁止する方針を示しています。
「横流し」とは?
「横流し」とは、
議員が行政へ事前に伝えた質問内容や、
「質問取り」と呼ばれる打ち合わせで得た情報が、
特定の会派へ伝わってしまうこと。
質問取り自体は、
答弁を正確に行うため、
多くの議会で行われている手続きです。
しかし、その情報が一部の会派だけに
共有されていたとすれば、公平性を損なう大きな問題です。
問題点①
議会の公平性が失われる
本来、すべての議員は
対等な立場で行政をチェックします。
しかし、一部の会派だけが他会派の質問内容を
事前に知ることができれば、質問の準備や議論を
有利に進めることができます。
これは、議会への信頼を損なうおそれがあります。
問題点②
行政と議会の距離が近すぎる
今回、行政職員が議員の質問案を
作成していた事例も確認されました。
制度の説明や資料提供は行政の役割ですが、
質問内容まで行政が作るようになれば、
行政を監視するという議会本来の役割が弱まってしまいます。
https://www.jiji.com/jc/v2?id=201701tosei_24
以前の練馬区長選挙の際にも指摘しましたが、
行政と議会には、適切な緊張関係が必要です。
そもそも、その質問をつくるための経費として政務活動が支給されています。
福岡県議会は、何と月50万円!
なぜ、起こるのか?
知事は、
「長い時間で形成された議員と職員の上下関係の意識が作用した」
と説明しています。
また、県幹部による政治資金パーティー券の購入問題を
調査する中で、この慣行も明らかになりました。

知事自身も職員時代に
同様の行為をしていたことを認め、反省の意を示しています。
私が感じたこと
私の経験上、
この問題は氷山の一角であると受け止めています。
実際、東京都では、小池百合子知事が就任後、
東京都議会における従来の慣行を見直し、
職員が議会運営を過度にお膳立てすることを改めるよう
取り組んだ経緯があります。
https://www.jiji.com/jc/v2?id=201701tosei_24
議会と行政が近すぎる関係になると、
行政をチェックするという議会本来の役割が薄れてしまいます。
だからこそ、
適切な距離感を保つことが重要であると私は主張しているのです。
https://ameblo.jp/ray-shimoda/entry-12962199872.html
再発防止のために必要なこと
責任追及だけで終わらせるのではなく、
再発防止の仕組みをつくることも重要です。
例えば、
・質問通告は行政へ提出する前に議会全体で共有すること。
・行政が質問作成に関与した場合や
不適切な情報共有があった場合は、その経緯を公開すること。
こうした透明性を高める仕組みは、
有効な再発防止策の一つだと考えます。
さて、練馬区議会は…
福岡県議会の問題は、
一つの自治体だけの話ではありません。
全国の地方議会が、
自らの運営を見直す契機とすべき事案だと思います。
そして、練馬区議会はどうでしょうか。
行政と議会の距離感は適切だと思いますか?
議会運営は十分に透明だと思いますか?
区民から見て、
公平な議論が行われていると胸を張って言えるでしょうか。
私は、議会への信頼は、
公正なルールと透明性によって築かれるものだと考えています。
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