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学校健診におけるプライバシー配慮と子どもの声

2026/6/23

令和の玲!しもだ玲です。

川崎市議会で学校健診時の胸部露出を伴う
診察方法が問題提起され、大きな注目を集めています。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/496677

報道によると、
川崎市立の一部の小中学校では、
内科健診の際に下着を外したうえで胸部を露出する形で
診察が行われていたことが明らかになりました。

市教育委員会は調査を実施し、
現在、改善に向けた見直しを進めています。

この問題は川崎市だけの話ではありません。

実は2年前の練馬区議会でも、
学校健診における児童の不安の声が私に寄せられたので、
教育委員会へ質疑を行っていました。

子どもたちから
寄せられた不安の声

私のもとには、小学校の健康診断の際に
「服の中へ手を入れて診察されたことが不安だった」
という児童の声が寄せられました。


さらに、
このような指摘は一校だけではなく、
他校の保護者や卒業生からも寄せられていました。

当時の教育委員会による事実確認の過程では、
教員への聞き取りは行われたものの、
当事者である児童への聞き取りが行われていなかったことも
確認しました。

加えて、問題提起をした児童に対し、
「成人女性でも胸を出して健診を受けるのが普通」
と説明がなされたとの報告も受け、大きな疑問を感じました。


重要なのは、大人がどう考えるかではなく、
子ども自身が不安や不快感を抱いたという事実です。

文部科学省も配慮を求めている

近年、学校健診におけるプライバシー配慮については
全国的に見直しが進んでいます。

文部科学省も令和6年1月の通知において、

・学校医との事前協議
・児童生徒および保護者への事前説明
・プライバシーへの十分な配慮

の重要性を改めて示しています。


練馬区教育委員会からは、
日本学校保健会が作成した
学校健康診断マニュアルに基づいて実施していること。

また、学校医や医師会とも協議を行っているとの
答弁を預かっています。

課題は「運用の見える化」

今回の問題について、
私は大きく二つの課題があると考えています。

一つは、事前周知の不足です。

どのような方法で診察を行うのかを
保護者や児童が事前に理解できていなければ、
不安や誤解を招くことになります。

もう一つは、
学校ごとに異なる診察方法が把握されていないことです。

同じ自治体の中でも学校によって対応が異なれば、
保護者や児童の受け止め方にも差が生じます。


だからこそ、
教育委員会には「周知した」で終わるのではなく、
実際に各学校で適切な対応が行われているのかを
検証する仕組みが求められます。

子どもの声を起点に改善を

学校健診は、子どもの健康を守るために
欠かせない大切な取組です。

一方で、その目的を達成するためには、
子どもたちが安心して受診できる環境づくりも
同じくらい重要です。

「問題はなかった」と結論付けるのではなく、
「子どもが不安を感じた」という事実を出発点として
改善につなげることが必要だと考えます。


私は当時の決算委員会において、
教育委員会が各学校への周知を確実に行っているのか、
その検証結果について改めて報告を求めていますが、
いまだに詳細な説明はありません。

今後も、子どもの権利と安心が守られる
学校環境となるよう引き続き注視してまいります。

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著者

しもだ 玲

しもだ 玲

選挙 練馬区議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 3,819 票
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