2026/7/22
こんにちは。太田市役所を退職して、太田市議会議員を目指す山本しんいちです。
皆さんは、道路に大きな穴が開いていたり、伸び放題になった雑草で見通しが悪くなっていたりする光景を目にしたことはありませんか。
「危ないな」と感じながらも、そのままになっている場所は少なくありません。そして、市民が市役所へ連絡して初めて修繕が始まる。このような「壊れてから直す」「苦情が来てから動く」という対応が続けば、職員は日々の案件に追われ、なかなか先回りした仕事ができません。今現在も各地域からの陳情やオンラインの通報システムを用いた修繕箇所が寄せられており、その中から緊急度等の優先順位を決めて日々、現業職員が修繕をしています。
私は、この状況を変えたいと考えています。
目指すのは、「後手の道路維持」から「先手の道路維持」への転換です。
今必要なのは「人」と「設備」への投資
道路や公園、河川などの維持管理は、市民の安全を支える重要な仕事です。しかし、どれだけ意欲のある職員がいても、人員や機械が不足していては十分な力を発揮できません。
私は、現業職員を単なる作業員ではなく、多様な業務に対応できる「多能工」として育成しなければならないと思っています。
少し細かい話になりますが、現業職員は事務職(非現業職員)とは給与表が違っています。現在の行政職2表の給与表ではなく、1表の給与表で給与を支給するためには、それなりのプロセスや理由が必要です。だからこそ、現場作業だけではなく、しっかりと段取り、事務処理もできる【多能工】現業職員である必要があると思っています。
道路補修、除草、側溝清掃、交通安全施設の簡易修繕、災害時の倒木除去や道路啓開など、平時と災害時の両方で活躍できる体制を整えます。
先日の大雨被害においても現業職員ができることは数多くあると思います。しかしながら現在は2班体制であり、職員も高齢化し、人員も十分ではありません。
そのため私は2班体制から3人1組のチームを7班編成し、それぞれが安全管理、重機操作、補修作業を分担しながら効率的に活動できる体制を目指します。
重機の更新も長らくできておりません。これは重機と人はセットで考えるべきです。今までは現業職員の定期的採用をしなかった結果として、重機への投資も控えてきました。
老朽化したバックホウやダンプ、草刈機、作業車両では、故障による作業の遅れや、安全面でのリスクも高まります。
だからこそ、人への投資と同時に設備への投資も進める必要があります。
さらに、車両系建設機械や小型移動式クレーン、玉掛け、チェーンソーなどの資格取得を支援し、多くの職員が幅広い業務に対応できる体制を整備します。
人材と設備の両方がそろって初めて、市民サービスは大きく向上します。
「予防保全」で道路を長持ちさせる
道路は壊れてから大規模に修繕するよりも、小さな傷みの段階で補修した方が、結果として費用を抑えられることが多くあります。修繕の仕方も統一して、何がどうできるか、傷んだ道路の修繕サイクルもデータを蓄積することで先回りできることがあると思います。交通量も含めて、交通対策と道路維持をセットで考えて対応していかなければなりません。
定期的な道路パトロールを行い、小さなひび割れや段差を早めに補修することで、道路の寿命を延ばし、市民の安全を守ることができます。
これは「予防保全」という考え方です。
市民からの通報を待つだけではなく、自ら現場へ出向き、危険を未然に防ぐ。そんな市役所を目指したいのです。
空き時間も地域のために活用する
多能工チームは、道路補修だけを担当するわけではありません。
緊急案件が少ない時間には、公園や道路の除草、側溝の清掃、公共施設の軽微な修繕など、市民生活に直結する仕事へ柔軟に取り組みます。
さらに、大雨や台風、地震などの災害時には、応急復旧や道路啓開を担う機動部隊として迅速に出動します。
平時も災害時も活躍できる組織こそ、これからの自治体に必要な姿だと考えています。
市民の安心を支える「攻めの維持管理」へ
私は、市民の皆さんが「道路がきれいになった」「草がきちんと刈られている」「困った時の対応が早くなった」と実感できる市役所を目指します。
そのためには、「壊れたら直す」という受け身の姿勢ではなく、「壊れる前に守る」という発想への転換が欠かせません。
現業職員の力を最大限に生かし、人と設備の両方に計画的な投資を行う。そして、日常の維持管理から災害対応まで切れ目なく支える体制を整える。
これが、私の考える「先手の道路維持」です。
市民の命と暮らしを守るために、未来を見据えたインフラ政策を、一歩ずつ着実に進めていきます。
~人をつむぎ、挑戦が生まれる太田市へ~
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ヤマモト シンイチ/46歳/男
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