2026/5/16
風を巻き込みながら機体が近づくたび、河川敷に集まった人々の視線が、一斉に空へ吸い込まれていきました。
そして次の瞬間。上空から隊員がロープ一本で降下。
まっすぐに地上へ向かっていく姿には、一切の迷いがありません。
その動きは力強く、それでいて驚くほど正確で、美しかった。
子どもたちは目を輝かせ、大人たちは思わず足を止めて見入る。
そして、その少し前まで子どもたちと楽しそうに写真を撮っていた、ドウタクくんや、野洲のおっさん などのゆるキャラたちまで空を見上げているように見えました。
会場全体が、一つの光景に引き込まれていた。
そんな瞬間だったと思います。
5/16に野洲市で開催された令和8年度野洲川総合水防演習は、滋賀県内で12年ぶりとなる大規模訓練です。
会場には、
自衛隊
警察
消防
気象庁
国土交通省
の関係者が集結。
さらに、
堤防工事や河川整備を担う建設事業者
災害時の通信や電波を支える通信関連企業
仮設トイレや衛生設備を支える事業者
など、多くの民間企業の皆さまも参加されていました。
普段の暮らしの中では見えにくい部分ですが、
河川、通信、衛生、輸送――そうした一つ一つの機能が緻密につながり合うことで、地域の安全は支えられています。
今回、私が特に強く感じたのは、“連携の力”です。
自衛隊、警察、消防、行政、民間企業。
それぞれ所属も役割も異なる組織が、災害時には一つの目的のために動いていく。
情報伝達、河川監視、救助、通信確保、避難支援。
その全てが密接につながり、一つでも欠けることなく地域を支えている。
私は市議会議員として、この“つながりの構造”を現場で理解し、地域を守ってくださっている方々へ敬意を持つことは、極めて重要だと感じました。
防災は、資料や会議だけで完結するものではありません。
誰が、どの瞬間に、どの役割を担い、どう連携して地域を守っているのか。
その現場を自分の目で見ることによって、防災への理解は大きく深まります。
当日は、多くの野洲市民の皆さまも来場されていました。
「野洲のまちは、これだけ多くの人たちに守られている」
その事実を実際に目で見て感じられる、大変意義深い一日でした。国・県・市・民間・地域が力を合わせ、日々このまちの安全を支えている。河川を守る人、通信を守る人、救助を担う人、地域の暮らしを支える人――。
会場には、多くの専門家と現場の方々の使命感が集まっていました。
そこに広がっていたのは、「地域を守る」という強い想いそのものだったように感じます。
これほど多くの力と想いに守られている野洲市は、心から誇れる、本当に素晴らしいまちです。
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ホーム>政党・政治家>田中 りょう (タナカ リョウ)>12年ぶりに野洲川に自衛隊・警察・消防・省庁職員・民間業者・ゆるキャラたちが集まった素晴らしい理由