松本 じょうじ ブログ

【つくばみらい市】市政報告:令和8年度予算案に対し賛成討論を行いました

2026/3/23

令和8年3月

お一人お一人が主役の皆さまへ(市政報告)

日ごとに春の訪れを感じる季節となりました。日頃より、たいへんお世話になっております。また、様々な角度よりご指導等くださり心より感謝申し上げます。

3月23日、閉会した第1回つくばみらい市議会定例会では、令和8年度の予算案について審議が行われ、私は市の主役である皆さまの福祉のための予算案であると理解しましたので、賛成の立場から討論を行いました。 その討論の内容についてご報告申し上げます。


【令和8年度 予算案に対する賛成討論】

ただいま上程されております「令和8年度つくばみらい市一般会計予算案」につきまして、私は市民の皆さまを代表し、賛成の立場から討論を行います。

令和8年度は、市制施行20周年という大きな節目を迎える年であり、市長からは令和8年度予算編成にあたり「もっとみらいへ」という力強いメッセージが発せられました。

そのような中、令和7年度から導入された「枠配分方式」を踏まえ、市民の福祉と地域の将来を見据え、限られた財源を効果的に活用するため、市民に最も近い各部局が主体的に政策の優先順位を見極め、限られた「枠」の中で最大限の効果を発揮すべく、取り組まれた本予算案は、未来志向の政策が随所に盛り込まれた内容となっております。

真摯に予算編成に取り組んでこられた執行部の皆様に敬意と感謝を申し上げます。

さて、令和8年度の予算編成においては、一般会計で297億9,700万円と、前年度を下回るものの、当初予算としては過去2番目に大きな規模であり、物価高騰などの影響を受ける中でも、市民生活を支える分野に重点を置いたバランスの取れた予算編成となっている点を高く評価いたします。

歳入面では、当初予算として、全体の34.3%を占める市税総額が初めて100億円を超える規模となり、これは本市の着実な発展と市民の皆様の経済活動の活性化を反映したものと受け止めております。特に、個人市民税の増収は、納税義務者数の増加や所得の向上によるものであり、執行部と市民の皆さまとともに取組み積み重ねてきた「地域の成長と活力の証」と評価いたします。

また、全体の15.4%を占める固定資産税の増収は、福岡工業団地第2期地区における企業立地の進展が背景にあり、地域産業の振興と雇用創出に資する投資が着実に実を結びつつあることを示すものです。

地方交付税の増額や、全体の8.5%を占める「ふるさと納税」による寄附金の大幅な増加も、執行部による戦略的な取り組みと地域資源の魅力発信の成果であり、更なる市民の福祉向上に向け、新規・拡充事業の財源として有効に活用されることを期待いたします。


歳出面では、市民の暮らしを支える目的別分類に重点的な配分がなされており、政策の優先順位が明確に示された予算構成であると評価いたします。

【総務費】

総務費では

・秘書広報課において、「ふるさとづくり寄附事業」として、執行部が一体となり取り組んでいる「ふるさと納税の寄附額」が過去最大となったことを受け、返礼品経費を増額しております。このことは、ふるさと納税による本市の魅力が全国に広がっている証であり、市内企業等と連係し更なる魅力ある返礼品を準備し、今後の地域経済の活性化に大きくつながるものと考えております。

・平成18年3月27日、伊奈町・谷和原村が合併し「つくばみらい市が誕生」し、本年市制施行20周年を記念し、市の発展と市民との一体感を醸成するためのイベントや冠事業を実施する取り組みを企画、これらの取り組みを市内外に広く発信し、市の認知度や魅力の向上を図るとともに、市民の郷土愛や地域の一体感を育む機会が創出されることを期待しております。

・生活環境課においては、自転車駐車場管理事業として、小絹駅及びみらい平駅を利用し通学する学生が増加していることに伴い、利用する学生の負担軽減を図ることを目的に自転車駐輪駐車場学生利用料助成金予算が増額されました。

・市民窓口課では、窓口DX推進事業として住民票、印鑑証明書などを取得する市民の皆さまの負担軽減を考慮したコンビニ交付サービスに、この秋頃には「戸籍証明書」を追加する予定で進められています。

以上、総務費全体として、地域の魅力と暮らしやすさを高める施策がバランスよく構成されていると評価いたします。


【民生費】

民生費では

・社会福祉課において、「相談窓口の充実」として、重層的支援体制の構築に向けた新たな係が設置され、ご高齢の方、障がいのある方、子育て、生活困窮といった分野ごとの支援では対応が難しい複雑な課題に対し、庁内横断的に市が主体となって調整・支援を行う体制を整えるものであり、制度の狭間にある課題に対応する包括的な支援の拠点として、大きな意義を持つものです。部局横断・多機関連携による支援体制の強化は、「誰一人取り残さない地域づくり」に向けた重要な一歩であると高く評価いたします。

・介護福祉課では、老人福祉総務費として、窓口における対話支援の充実を図るため、聴覚に不安のある方への対応として、対話支援機器や軟骨伝導イヤホンの設置が進められます。 誰もが安心して相談できる環境を整えることで、福祉の届く力を一層高める取り組みとして評価されます。

・みらいこども課では、乳児等通園支援事業として、令和8年4月から全国で実施される「こども誰でも通園制度」の円滑な導入に向け、公立保育園4ヵ所のほか民間保育施設4ヵ所での実施が予定されています。子育て家庭の多様なニーズに応える保育環境の整備は、子育て世帯の安心と地域の子どもたちの健やかな育ちを支える重要な施策であり、今後の拡充に向けた着実な準備が進められていることを心強く受け止めております。

以上、民生費においては、予算全体の3分の1を占め、前年度比でも5.3%の増額となっており、子育て支援や障がい福祉、高齢者支援など、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に向けた姿勢が明確に示されております。


【衛生費】

衛生費では

・おやこまるまるサポートセンターにおいて、母子保健事業の一環として、就学前の5歳児を対象にした「5歳児健康診査」が新規事業として実施されます。この健診では、健康状態や発育状況に加え、社会性・言語・発達の状況を確認し、必要な支援につなげることを目的としており、子どもの育ちを切れ目なく支える体制の構築に向けた重要な一歩と受け止めております。令和8年度は、市内の4つの教育保育施設(わかくさ幼稚園、谷和原第1保育所、ルンビニーみらい保育園、富士見ヶ丘認定こども園)に通う、5歳になる子どもたち約60名を対象に実施されます。子どもたち一人ひとりの発達に寄り添い、早期に必要な支援につなげる仕組みづくりが進められることを高く評価いたします。


【農林水産業費】

農林水産業費では

・産業経済課において、病害虫対策、米コンテストの開催、また、官民連携による集荷、保管、精米、配送等をワンストップで行える米流通拠点を整備し、「つくばみらい市の米」の市内産米のブランド化など、持続可能な農業経営支援を通じ、地域農業の価値を高める取り組みが進められております。また、地産地消の推進や農業の担い手確保にもつながる施策として、攻めの農業政策が今後の展開に大きな期待が寄せられる地域資源を活かした意義のある取り組みだと大きく期待しています。


【土木費】

土木費では

・都市計画課において、公園維持管理費として令和6年度より進められてきた「さるまい自然公園整備事業」整備は、令和8年度には「憩いや教育の場となる広場の創出」という新たな段階に入ります。池の集約や空間の再構成を通じて、子どもをはじめとする多様な世代がふれあい、自然と親しむことのできる交流の場、環境教育の場としての機能が期待されており、令和8年度中の開園が予定されています。自然と共生するまちづくりの象徴として、市民の心の拠り所となる空間の創出が進められていることを心強く受け止めております。

・住まい開発政策課においては、公営住宅の長寿命化に向けた古川住宅1号棟・2号棟の改修工事および3号棟の実施計画が進められます。あわせて、住宅に困窮する方々の居住の安定を図るため、公営住宅入居資格者への家賃補助制度も継続されており、誰もが安心して暮らせる住環境の確保に向けた、きめ細やかな支援の継続が図られている重要な施策であると評価いたします。

・プロジェクト推進課では、令和8年秋の供用開始を目指すスマートインターチェンジ関連事業や周辺開発事業が進められており、新たな産業拠点整備を行い、市の魅力を活かした地域産業の育成、産業活動の活性化等、交流人口の拡大に資する重要な施策として、地域経済の活性化と都市機能の強化を図る取り組みとして、今後の展開に大きな期待を寄せるものです。

・建設課においては、TXみらい平駅前広場の改修に向けた概略設計業務が予定されており、乗降車両の受け入れ体制の強化を通じて、工業団地への通勤や駅利用者の利便性向上を図る取り組みが進められます。駅周辺の交通環境の改善は、地域の玄関口としての機能を高めるとともに、公共交通の利便性向上による市民生活の質の向上にもつながるものと受け止めております。

以上、土木費については、市民の暮らしを支える生活基盤の整備と、将来を見据えた都市環境の形成に向けた着実な投資がなされており、快適で安全なまちづくりに向けた取り組みとして高く評価いたします。


【消防費】

消防費では

・防災課において、災害対策総務費として、県管理河川の浸水想定区域の追加・防災気象情報の変更等を踏まえ、洪水・土砂災害ハザードマップ更新作業を委託し改訂版を作成いたします。災害から市民の命と暮らしを守るための備えが着実に進められており、防災力の向上に向けた重要な取り組みが盛り込まれていることを高く評価いたします。

また、土木費および消防費に関し、今後に向けて

こうした都市機能の整備が進む一方で、農業を基幹産業として支えてきた地域を含む駅周辺以外の地域では、少子高齢化の進行により、従来、地域で協力して行ってきた除草活動や環境維持活動が年々困難になりつつあります。 さらに、風水害における広範な浸水想定区域への対応や、空き家の増加といった課題も顕在化しており、代々守り受け継がれてきた地域においては、「そこに暮らす方々が安全で安心に暮らせる環境の整備」が、今まさに強く求められています。

つくばみらい市全体を一つの土俵と捉えていただき、県のみならず国からも注目と期待を集める「新たな居住地域・みらい平地区=つくばみらい市」のさらなる発展とともに、地域の歴史と暮らしを支えてきた既存地域においても、市民の皆さまの声に丁寧に向き合い、生活環境の維持・改善に向けた施策が着実に講じられるようお願いいたします。 特に、除草対策、湛水・氾濫への備え、空き家対策など、地域の実情に即した支援の充実を、今後の土木行政・防災行政においても一層推進していただきますよう、併せてお願い申し上げます。


【教育費】

教育費では

子どもたちの学びと育ちを支える環境整備と、将来を見据えた教育の充実に向けた取り組みが進められています。

・教育指導課において、特色ある学校づくりの一環として、小張小学校を英語教育推進校に位置づけ、ALT3名を配置するなど、英語教育の充実が図られます。『英語が使える15歳』の育成という明確なビジョンのもと、グローバル社会を生き抜く力を育む教育の推進は、これからの時代に必要不可欠な取り組みであり、今後の展開に大きな期待を寄せるものです。

・学校総務課においては、令和9年4月、開校予定「みらい平中学校」の開校準備が着実に進められているほか、市内4つの中学校における空調設備の整備が進められています。これにより、子どもたちの学習環境の改善とともに、災害時の避難所としての防災機能の強化が図られる点は、大変意義深いものと受け止めております。

また、今後に向けては、小学校体育館への空調設備の整備や、令和9年3月に閉校予定の谷和原中学校の施設について、子どもから高齢者まで多様な世代が集える「公益的・多目的」な活用を視野に入れた検討が進められることを強く期待いたします。


【総括】

このように、令和8年度予算案は、限られた財源を最大限に活かし、市民の福祉向上に向けた姿勢が貫かれた予算であると受け止めております。

特に歳入面では、市税が全体の34.3%を占め、ふるさと納税による寄附金も8.5%に達するなど、市民の経済活動や地域の魅力発信が着実に実を結びつつあることが伺えます。また、地方交付税や国・県からの支出金が合わせて約40%を占めており、国・県との連携を活かした安定的な財源確保にも努められています。さらに、市債については、将来にわたって価値を生む公共投資に限定して活用されており、将来世代への過度な負担を回避する姿勢が示されています。

歳出面においては、民生費が33.1%と最も大きな割合を占め、子育て支援や福祉施策に重点が置かれているほか、教育費20.0%、土木費9.0%、衛生費5.2%など、将来を見据えた生活基盤や学びの環境整備にもバランスよく配分されております。また、公債費は7.4%に抑えられ、財政の硬直化を回避しつつ、必要な公共投資を支える適正な水準が保たれている点は、健全な財政運営への配慮がなされている証であると評価いたします。加えて、経常収支比率が93.0%という厳しい状況にある中でも、本予算案では、限られた財源を最大限に活かし、必要な政策に的確に財源を配分する工夫が随所に見られます。これは、枠配分方式の定着や、部局横断的な連携による優先順位の明確化といった、執行部の主体的な取り組みの成果であり、今後の財政健全化に向けた確かな一歩であると受け止めております。

一方で、現在、アメリカとイランの対立によりホルムズ海峡の封鎖が報じられ、原油価格の高騰がガソリン価格に反映されるなど、エネルギーコストの上昇が顕著となっています。 こうした国際情勢の影響は、今後、資材価格や人件費のさらなる高騰を招き、公共事業をはじめとする各種事業の執行にも少なからぬ影響を及ぼすことが懸念されます。

つきましては、予算に計上された各事業の実施にあたっては、こうした外的要因によるコスト変動リスクを十分に踏まえ、必要に応じて事業の延期や見直しも含めた柔軟な対応が図られるよう、適切な財政運営をお願い申し上げます。


【結び】

結びに、市長が強調された「私たちは、つくばみらい市に「住んでみたい・住んで良かった・住み続けたい」と思われるまちづくりに向け、できないという先入観を持たず、まずはやることを念頭に行動する」という言葉は、まさに本市の未来を切り拓く強い意志を示すものと受け止めております。

本予算案は、市民の福祉の向上に向けて、必要な政策を、必要な時期に、着実に実行していくという姿勢を体現したものと理解し、私はその方向性を高く評価いたします。

以上、令和8年度一般会計予算案につきまして、市民の暮らしを守り、未来を見据えた持続可能なまちづくりに向けた重要な一歩であると受け止め、賛成の立場から討論を行いました。

あわせて、枠配分方式2年目という体制のもと、制度の趣旨を的確に捉え、限られた財源の中で市民のために最善を尽くされた執行部の皆様に、心より敬意を表し賛成討論といたします。


私は、つくばみらい市区長会会長を約7年間及びつくばみらい市文化協会会長を3年間お引き受け以降、10年を超え市役所職員の皆さまと接しております。

市役所職員の皆さまは、当時より変わることなく様々な角度より市民の皆さまの福祉に向け尽力しておりますことをご報告いたします。


私は市民の皆さまのために働く議員に向けて

1.皆さまの声を行政に届け、行政の情報を皆さまへお伝えする橋渡し役としての責任を果たす

2.議会は皆さまためにあるという原点を忘れず、透明性と説明責任を徹底

3.議会での発言や活動内容を積極的にお知らせし、見える市議会及び市政を実践していく

4.利害ではなく、皆さまの安全安心に向けた暮らしを基準に判断する議員であり続ける

5.一人ひとりの声を大切に、皆さまの声が届く健全な議会運営に努める

6.皆さまと同じ目線で課題を考え、共に解決策を探る姿勢を貫く

に向けて尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


私は行政と市民の皆さまとが一体となり「格差をつくらない・誰もが取り残されることのない」つくばみらい市に向けて            

1.代々受け継がれてきた農業・商工業の推進

2.乳幼児からご高齢の方々を含め、すべての市民の皆さまが安全で安心して生活することができる環境の構築

3.将来を担う青少年の健全な育成

4.人生100年に向け、人と人とがつながり、毎日を楽しく生きていくことができるよう、スポーツ・芸術活動を通じた文化の向上

5.防犯・防災に強い地域コミュニティづくりの推進  を目指してまいります


これからも様々な角度より、皆さまの声をお聞かせください。

体調を崩しやすい季節を迎えております。

くれぐれも大切なお身体をご自愛ください。

松本譲二

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著者

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肩書 つくばみらい市区長会 元会長
党派・会派 無所属

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