※この記事はR7年9月議会定例会にて行った一般質問の内容を
玉野市にお住まいの皆さま、こんにちは。玉野市議会議員の小﨑としつぐです。
いつも温かいご支援をいただき、本当にありがとうございます。先日、玉野市議会にて、私にとって柴田市政1期目最後となる「一般質問」に立たせていただきました。
今回の議会で私が一番取り上げたかったテーマは、「玉野市の未来に向けた施設のあり方と、大切なお金(財源)のリアルな話」です。現在、玉野市では中学校の再編が進んでいますが、「廃校になった後の学校はどうなるの?」「災害時の避難所としては使えるの?」と、不安の声をたくさんいただいています。また、市の大切な税金が使われている病院や公園といった施設が、このままの赤字経営で本当に維持できるのかという、厳しい現実も直視しなければなりません。
皆さまがこの玉野市でこれからも安心して、希望を持って暮らし続けられるよう、市に対して具体的な対策や将来のビジョンを問い質してきました。私たちの生活に直結する大切なテーマばかりですので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!
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1. 玉野市の学校跡地活用と「命を守る避難所」の確保について
【私の質問】 学校の統廃合が進む中、跡地がどうなるのか決まっておらず、市民の皆さまが不安を抱えています。他市のように、玉野市でも「学校跡地利用基本方針」を作って、市民に分かりやすく説明するべきではないでしょうか?また、廃校になっても、校舎や体育館は災害時の「避難所」として引き続き残してほしいと強く求めました。
【市の回答】 現在、プロジェクトチームを立ち上げて、跡地活用のための情報収集や課題整理を行っているところです。他の自治体の事例も参考にしながら、「基本方針」を作ることを検討していきます。また、学校は災害時の大切な避難所であると認識しています。跡地利用を考える際にも、最初から防災拠点や避難所として使い続けられるよう、関係部署と調整していきます。
【私の考え】 学校は地域のシンボルであり、命を守る大切な場所です。「方針の策定を検討する」という前向きな回答を引き出すことができ、一歩前進しました。今後も、地域の皆さまの声がしっかり反映され、何より「安心・安全」が守られる跡地利用になるよう、市に強く働きかけていきます。
2. 市の税金(補助金)が使われる団体のチェック体制強化
【私の質問】 他市では、市の補助金を受けている団体で不祥事が起こるニュースがありました。玉野市でも過去に苦い経験があります。市の大切な税金(補助金)が使われている外郭団体などに対して、玉野市が自らしっかりとルールの遵守(コンプライアンス)や管理体制のチェックを行うべきではないかと問いました。
【市の回答】 法律上、市が直接踏み込んで指導できない団体もありますが、市の職員が出向してアドバイスを行うなどの対応はしています。税金を使う相手としてふさわしい組織であることは当然ですので、今後これらの団体に対して、どのように管理体制の強化を求めていくかアプローチを検討していきます。
【私の考え】 何か問題が起きてからでは遅いです。こじれる前に迅速に対応し、市民の皆さまからの信頼を守り抜くことが何より大切です。市には「でき得る対応に努める」と約束してもらいましたので、今後も厳しく目を光らせていきます。 (※なお、一部で報道された社会福祉法人の逮捕の件についても、不当な利益の早期返納を市に求めていることを確認しました。)
3. たまの病院(玉野医療センター)の赤字問題と将来の経営について
【私の質問】 決算書を見ると、たまの病院の赤字が非常に大きく、「このままだと数年で資金が底をついてしまうのでは?」と心配になる数字が出ています。本当に経営は大丈夫なのか、また将来の医療機器の買い替え費用などはきちんと計算されているのかを確認しました。
【市の回答】 現金としての赤字は出ていますが、現行の制度を前提とすれば、シミュレーション上、向こう30年間で資金がショート(底をつく)することはないと見込んでいます。医療機器の更新費用なども計画の範囲内で対応していきます。なお、黒字化の目標は、令和11年度以降になる見通しです。
【私の考え】 「30年間は資金が枯渇しない」という言葉には少し安心しましたが、黒字化はまだまだ先の話であり、将来の設備改修には大きな費用がかかります。現場で頑張ってくださっている医療従事者の皆さまに深く感謝しつつ、病院の経営陣にはさらなる経営改善の努力をお願いしました。
4. 深山公園(パターゴルフ場・イギリス庭園)の再整備と民間活用(Park-PFI)
【私の質問】 深山公園にある「ミニパターゴルフ場」や「イギリス庭園」は、利用者の減少や多額の維持費が課題です。イギリス庭園だけでも年間約1300万円の市の持ち出し(赤字)があります。赤字を出し続けるのではなく、民間企業の力を借りるなどして、もっと人が集まり、稼げる新しい公園へと生まれ変わらせるべきではないかと提案しました。
【市の回答】 深山公園は来年で開園50周年を迎えます。これを機に、これからの時代に合った「公園全体の整備方針」を早急に作ります。また、民間企業に公園を活用してもらう事業(Park-PFI)に向けた実証実験にも、積極的に取り組んでいきたいと考えています。
【私の考え】 これはまさに「満額回答」でした! 民間のアイデアを取り入れてイベントを開催しやすい空間に生まれ変われば、深山公園はもっともっと魅力的な場所になります。今後の新しい公園づくりに大いに期待しています。
5. 産業振興ビルと玉野海洋博物館の老朽化対策
【私の質問】 産業振興ビルの大規模な修繕や、老朽化が進んで外壁が剥がれ落ちた玉野海洋博物館について、市として今後どうしていくつもりなのか方針を問いました。
【市の回答】 産業振興ビルは修繕費に2億円以上かかる見込みで、今後修繕計画ができた段階で市の補助の必要性を検討します。海洋博物館については、老朽化の抜本的対策が必要な時期にきており、現在作っている「観光振興計画」の中で方向性を示していきます。なお、海洋博物館の入館料値上げにより、約600万円の経営改善が見込めています。
【私の考え】 海洋博物館のスタッフの皆さまの経営努力には本当に感謝しています。ただ、建て直すとなれば莫大なお金がかかるため、民間資本を呼び込んだり複合施設にしたりと、幅広い選択肢を持った計画づくりを市にお願いしました。産業振興ビルについても、市民の皆さまが納得できる形での修繕・補助の検討を求めています。
6. 柴田市長に問う「玉野市の未来像と夢」
【私の質問】 厳しいお金の話や施設の統廃合など、現実的な話ばかりになってしまいましたが、政治家は「実現性のある夢」も語らなければならないと思っています。そこで最後に、柴田市長が描く「玉野市の未来像や夢」について教えてほしいと質問しました。
【市の回答】 (柴田市長より)玉野市を発展させてきた「宇野港」と「ものづくり(造船業)」には大きな可能性があります。宇野港を文化・芸術・人々が交流する新たな拠点にすること。そして、ものづくりの歴史や技術を伝える産業遺産の博物館を作ること。そんな夢を実現させ、全ての市民が希望を持って住み続けられるまちにしていきたいです。
【私の考え】 市長の熱い思いには、私も大いに賛同します!しかし、夢を実現するためには「しっかりとした財源(お金)」を示すことも不可欠です。夢物語で終わらせないためにも、今後も予算の使い道には厳しく目を向けつつ、一緒に前へ進んでいきたいと思います。
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結び
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
今回は少し厳しい意見も申し上げましたが、すべては「玉野市をもっと良くしたい」「子どもたちにツケを回さず、明るい未来を残したい」という強い思いからです。
施設の老朽化や人口減少など、玉野市が抱える課題は山積みですが、一つひとつ丁寧に向き合い、皆さまと一緒に乗り越えていきたいと考えています。
皆さまが日々の生活の中で感じている「お困りごと」や「こんな玉野市になったらいいな」というご意見がありましたら、ぜひコメント欄やメッセージでお気軽にお寄せください。皆さまの生の声を市政に届けるのが、私、小﨑としつぐの仕事です。
これからも、市民の皆さまに一番近くで寄り添い、玉野市のために全力で走り続けます。引き続き、小﨑としつぐへの温かいご支援をよろしくお願いいたします!