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衆議院議員の定数削減を考える。小選挙区制の見直しこそ議論すべきではないか

2026/7/7

衆議院議員の定数削減を考える。小選挙区制の見直しこそ議論すべきではないか

最近、国会では衆議院議員の定数削減について議論されています。

議員数を減らすべきだという意見がある一方で、本当に人数を減らすことだけで国民の納得が得られるのか、私は考える必要があると思っています。

もちろん、行政や政治に関わる費用を見直すことは大切です。

限られた税金をどのように使うのか、政治家自身が不断の改革を進める姿勢は必要です。

しかし、「議員の数を減らせば政治が良くなる」という単純な話ではありません。

大切なのは、国民の声がどのように政治へ届く仕組みになっているのか、ではないでしょうか。

(※これは党の見解ではなく、私個人の考えです。)

 

 

小選挙区制のメリットと課題

現在の衆議院選挙では、小選挙区制が採用されています。

小選挙区制とは、1つの選挙区から1人の議員を選出する制度です。

例えば、岐阜県では現在5つの選挙区があり、私が住む大垣市を含む西濃地域も一つの選挙区として、1人の衆議院議員が選出されます。

この制度には、地域の代表者が明確になるというメリットがあります。

一方で、得票率では大きな差がなくても、最も多く票を得た候補者だけが当選するため、

その他の候補者に投じられた票が議席につながりにくいという特徴があります。

例えば、候補者Aが40%、候補者Bが35%、候補者Cが25%の票を得た場合、当選するのはAさんです。

しかし、BさんやCさんに投じられた60%の票も、その地域に存在する大切な民意です。

もちろん、小選挙区制にも大きな意義があります。

地域の代表を選びやすいこと、政権を安定させ政策を進めやすいことは重要な利点です。

一方で、選挙結果によっては一つの勢力が大きな議席を占めることもあります。

民主主義において大切なのは、政策を迅速に進めることだけではなく、様々な立場の意見を議論に反映し、バランスを保つ仕組みではないでしょうか。
 

 


定数削減を考えるなら、制度そのものの議論も必要

私は、衆議院議員の定数削減を議論するのであれば、単純に比例代表の議席を減らす方向だけではなく、

小選挙区制を含めた選挙制度そのものについても議論する必要があるのではないかと考えています。

現在の議論では、「何人減らすのか」という数字に注目が集まりがちです。

しかし、本当に大切なのは「どのような仕組みで国民の声を国会へ届けるのか」という点です。

かつて日本には、一つの選挙区から複数人を選出する中選挙区制がありました。

この制度にも課題はありました。

同じ政党の候補者同士で票を競い合うため、後援会や個人の知名度が重視され、

政策よりも候補者個人への支持が選挙結果に影響しやすい面がありました。

一方で、私はこうした点は制度の欠点である一方、有権者の選択肢が増える面もあると考えています。
また複数の候補者が当選できる仕組みによって、現在より幅広い民意が議会に反映されていた面もあったと考えられます。

例えば、現在の岐阜県では5つの選挙区から5人の衆議院議員が選出されています。

これを一つの大きな選挙区として、その中から複数人を選ぶ仕組みを考えることもできます。

「5つの選挙区から5人を選ぶ」のか。

「一つの広い選挙区から5人を選ぶ」のか。

同じ5人でも、選び方によって議会に届く意見の幅は変わります。

もちろん、どちらの制度にもメリットと課題があります。

だからこそ、現在の制度が絶対に正しいと決めつけるのではなく、今の時代に合った仕組みを議論することが必要だと思います。

 

議員数削減と民意の反映は両立できるのか

衆議院議員の定数削減については、「議員を減らすこと」だけを目的にするのではなく、

「国民の声をどう反映する政治にするのか」という視点で考えるべきではないでしょうか。

議員数を減らすことで政治に関わる費用を抑えることは、一つの考え方です。

しかし、その結果として地域や少数意見の声が届きにくくなるのであれば、本来の目的とは違う方向へ進む可能性があります。

一方で、選挙制度を見直しながら議員数を調整することで、「国民が求める改革」と「多様な民意の反映」を両立できる可能性があります。

政治への信頼を高めるためには、政治家自身の努力も必要です。

同時に、有権者の皆さんが「自分の一票がどのようにつながっているのか」と感じられる制度づくりも重要です。

 

 

地域の声から政治を考える

私は、大垣市という地域で活動する一人として、これまで多くの市民の皆さんから様々な声を聞いてきました。

自治会活動、PTA活動、介護の現場、地域での暮らしの中には、一つの考え方だけでは解決できない課題がたくさんあります。

防災、福祉、子育て、高齢化、地域交通、空き家問題など、住民の皆さんの生活環境や価値観は多様です。

だからこそ、政治の場にも多様な意見が届く仕組みが必要だと感じています。

国の制度であっても、最終的には地域で暮らす一人ひとりの生活につながっています。

大きな改革も、地域の声を大切にするところから始まると考えています。

衆議院議員の定数削減についても、単なる人数合わせではなく、

どのような議会が国民にとって望ましいのかという本質的な議論を期待しています。

皆さんは、現在の選挙制度についてどのように感じますか。

「今の仕組みで十分なのか」

「もっと多様な意見が届く仕組みが必要なのか」

ぜひ、皆さんのご意見を聞かせていただきたいと思います。

 

アンケートフォーム

https://forms.gle/oKEqnWiFbz1KNCJ37

 

(※これは党の見解ではなく、私個人の考えです。)

 

 

元 技術者・自治会長、現 介護職。

地域の負担を、もっと軽く。
地域の水と暮らしは、地域で守る。
背伸びより、続けられる市政を。
豊かな未来を子どもたちに。
 
岐阜県大垣市在住
参政党 せおえいじ(瀬尾 英志)


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著者

せお えいじ

せお えいじ

選挙 第27回参議院議員選挙 2025年 (2025/07/20)
選挙区

岐阜選挙区 215,010 票

肩書 元 イビデン技術者・自治会長、現 介護職。
党派・会派 参政党
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