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とみおか 政幸 ブログ

6/12 フィリピン南部地震(政治経済)

2026/6/12

今日の話題は、「フィリピン南部地震」です。

結論、「行き過ぎた格差の弊害を、フィリピンから学ぶべき」です。

6/8にフィリピン南部、ミンダナオ島、ジェネラルサントス市で地震が起きた。首都マニラがあるルソン島に次ぐ大きさのミンダナオ島だ。ルソン島はタガログ語が主流の言語だが、ミンダナオ島ではビサヤ語が主流だ。

フィリピンは、スペイン、米国、日本、米国に占領あるいは統治された歴史があるが、モロ・イスラム(イスラム原理主義)の拠点があることでもわかるように、このミンダナオ島は征服できなかった。ドテルテ前大統領の出身地としても有名だ。

私が、初めて海外のボランティアに行ったのが、1990年前後のフィリピンだ。アキノ上院議員が帰国した空港で射殺されたり、マルコス父 前大統領が、米国に亡命したり、共産ゲリラがどこかしこで銃を乱射したり、とにかく怖かった記憶がある。(入国審査であからさまに袖の下を要求されたのはフィリピンが初めてでした)

その後、ピナツボ火山が大爆発して、噴煙が成層圏に充満し日本に冷夏をもたらし、未曾有の米不作が起きた。

かつては、東南アジアでも識字率が高い、裕福な国であったが、政治の乱れ、腐敗の蔓延が、格差社会を作り、貧困による犯罪の常態化を招いた国だ。田舎は安全だが、とにかく都市部、歓楽街やスラムは危険だ。

服や持ち物は、古着が良い、穴あきボロボロなら尚良い、底の薄いビーチサンダルかボロボロの靴、高額紙幣は出さない、こんなことを当時のボランティアメンバーに、お願いしてました。

ひところよりは安全になったようですが、犯罪の常態化は変わらず、殺人も茶飯事のように発生しています。日本人に対する犯罪は多くが空港でおきます。

日本の強盗実行犯への指示がフィリピンの留置場から行われていたことは記憶に新しいと思います。家族を守るために行う犯罪は神も許すという思い込み、犯罪に対する罪悪感より、お金が勝る国民性、日本人には理解はできません。これも、貧困が成せることです。

ちなみに、初めて行った1990年代、フィリピンの富の99%を人口1%の人が持ち、フィリピンの富の1%を人口99%の人が持っている、まさに格差社会でした。

日本でも、この格差が開きつつあります。落とした財布が手付かずで警察に届く美談の陰で、無くしたものが、即、フリマで売られている現実があります。

行き過ぎた格差の弊害を、フィリピンから学ぶべきです。

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著者

とみおか 政幸

とみおか 政幸

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肩書 元会社員(電機メーカー、佐江戸勤務)
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