2026/7/20
【議員のなり手不足と同時に、「議員の質」も問われている】
福井県永平寺町議選で、定数14人に対して立候補予定者が定数を下回る可能性があるという記事を読み、地方議会の「なり手不足」について考えました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c97fee7bc4d6257a476eeee7de7679f5711c7ca9
一方、福岡県議会では、議長・副議長のポストを巡り、多額の金銭が渡されたと複数の県議や元県議が証言しています。金銭の受け取りを否定している関係者もおり、現時点では疑惑の段階で、今後の調査によって事実を明らかにする必要があります。福岡県議会も全議員への聞き取りなど、外部を入れた調査を進める方針と報じられています。
地方議会には、二つの大きな課題があると感じます。
一つは、議員になろうとする人が少ない「量」の問題。
もう一つは、住民の代表として信頼に応えられるかという「質」の問題です。
定数を満たすことだけが目的になり、「誰でもいいから立候補してほしい」となってしまっては、本末転倒です。
議員は、単に議席を埋める存在ではありません。
住民の声を聞き、行政をチェックし、町の将来を考え、限られた予算の使い道を判断する立場です。議長や副議長などの役職も、金銭や派閥の力関係ではなく、能力、経験、公平性、議会運営への姿勢によって決められなければなりません。
仮に、議会の役職が金銭によって左右されることがあれば、それは議員個人だけの問題ではなく、議会そのものへの信頼を壊す重大な問題です。福岡県知事も、今回の報道について、県議会の品位と県の名誉を傷つける由々しき問題だとして、第三者を入れた調査と早期の事実解明を求めています。
宝達志水町でも、前回の町議選は無投票でした。
議員のなり手を増やすことは重要です。しかし同時に、
「どのような人に議員になってもらいたいのか」
「議員にどのような倫理観と活動が求められるのか」
という議員の質と議会の透明性についても、考えなければならないと思います。
必要なのは、人数をそろえることだけではありません。
町民の声を丁寧に聞くこと。
議案や予算を十分に調査すること。
自分の判断を説明すること。
役職や立場を私物化しないこと。
間違いがあれば認め、改めること。
そして、議員同士の都合ではなく、住民のために議会を運営することです。
議員のなり手不足と、議員の質の確保。
どちらか一方ではなく、両方を同時に考えていかなければ、住民から信頼される地方議会にはならないと思います。
私自身も、住民の代表として何をするべきか、日々自分に問いながら、活動と発信を続けていきます。
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#松本ゆりこ


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