2026/5/15
日高市議会議員のヨコオ貴文です。
私が2期生として学んでいる令和政経義塾のポッドキャスト番組『山脈を拓く』(第8回)が公開されました。
MCの小林さんとともに、私の小学校時代のちょっと変わったエピソードから、前職の「選挙ドットコム」での経験、そして現在取り組んでいる日高市の課題まで、約1時間にわたりじっくりとお話しさせていただきました。
今回のブログでは、動画でお伝えした内容をギュッと凝縮し、私の「政治への原点」と「日高市の未来への想い」について改めて文字として書き残したいと思います。
実は、小学校4年生(10歳)の1/2成人式の文集に「将来は政治家か起業家になっていると思う」と書いていました。当時は体が弱くインドア派で、クラスの隅で静かに過ごすタイプだったのですが、どこかで「みんなの意見をまとめて進めていくこと」への憧れや好きという気持ちがあったのかもしれません。
そんな私の「志」が明確な覚悟に変わったのは、高校2年生の時でした。
生徒会長として都内で開かれた全国の生徒会交流大会に参加したのですが、そこには日本中からいわゆる「超進学校」の優秀な生徒たちが集まり、永田町の議員会館で教育や社会について大人顔負けの議論を交わしていました。その圧倒的なレベルの高さにカルチャーショックを受けたのと同時に、ある強い違和感が胸に生じたのです。
私の地元の友人たちの中には、ひとり親家庭で経済的に苦労している奴や、発達障害を抱えながらも周囲の理解が得られず、生きづらさを感じている奴が何人もいました。
「ここにいる優秀なエリートたちだけで世の中が引っ張られていったら、地元のあいつらの現実や暮らしの痛みを誰が代弁するんだ?」
恵まれた環境のリーダーたちが、悪気なく「地元のあいつら」の現実を知らないまま社会のルールを作っていく未来が、シンプルに嫌だと思ったのです。たまたま両方の世界を見聞きしてしまった自分だからこそ、その間をつなぎ、声を届けられる政治家にならなければいけない。これが、私の政治家としての本当の始まりでした。
大学で政治学を学んだ後、私が新卒として選んだ就職先は、当時まだ正社員が片手で数えられるほどのスタートアップだった、日本最大の選挙メディア「選挙ドットコム(イチニ株式会社)」でした。
周囲からは驚かれましたが、私は「日高市議選に出るため、最先端のネット選挙と政治メディアの知見を学ぶ」と決めて入社しました。3年半の在職期間中、ボートマッチ(投票マッチング)の立ち上げやYouTubeチャンネルの初期の試行錯誤など、メディアが大きく拡大していく「第2の創業期」を泥臭く経験させてもらいました。
そして2022年10月に退職し、半年間の準備期間を経て、2023年4月の日高市議会議員選挙に27歳で挑戦しました。
当時は、埼玉県内で最も倍率の高い激戦(定数16に対して25人が立候補)となりましたが、ここで前職の知見をフルに活かしました。一件一件を歩いて回る「地道なドブ板のポスティング」と、当時としてはまだ珍しかった「YouTubeの地域限定動画広告」を掛け合わせたハイブリッド戦略です。
選挙後、地域のご年配の方から「スマホでお前が何度も出てきたぞ!」と話しかけられた時は、デジタルが全世代の有権者に届く強力なツールになっていることを肌で実感しました。多くの方に認知を広げていただき、最年少で初当選させていただくことができました。
議員になってからの3年間、私が最も意識しているのは行政と市民の「翻訳者」になることです。
役所側は素晴らしい市民サービスを用意していても、申請主義であるために届いていないことが多い。一方で、市民側は「なんで市は何もしてくれないんだ」と不満を抱えている。このコミュニケーションのギャップを、ウェブメディアで培った発信力と言葉のスキルで埋めていくことが私の役割だと思っています。
また、我がまち・日高市には特有の構造的な課題があります。
日高市は戦後、3つの村が合併してできた背景があり、中心部が一箇所に固まっていません。市街化区域と、市街化調整区域に人口がだいたい「半々」くらいで分散して暮らしています。
一見、自然豊かで美しい街の姿ですが、インフラの維持という面では大きな課題です。
道路や上下水道を一本引くのにも、距離が長くなり管理コストが上がってしまう。
たとえば公園を一つ作っても、カバーできる住民の範囲が限られる。
民間バス路線が採算を理由に撤退してしまう。
私は1年目から先輩議員の皆さんとともに公共交通のあり方を議論し、政策提言にも関わらせていただきました。その結果、導入につながったのが予約デマンド型の公共交通『おでかけタクシー』のサービスです。
人口減少が進み、少しずつ「街の血圧が下がっていく」時代において、いかに住民の皆さんの足を確保し、街を維持していくか。今まさに手探りで答えを作っている最中です。
昨年秋以来、私は市議としての公務と並行して、「令和政経義塾」の2期生として毎週通い、仲間たちと議論を重ねてきました。
塾生には国政を目指す熱い仲間が多く、彼らの「日本をどうにかしたい」というスケールの大きな熱意に触れるたび、私自身とても大きな刺激を受けています。「では、地方議員である自分は、足元の日高市で、埼玉で何ができるのか?」という問いを常に往復させながら活動できたことは、私の財産です。
(※現在、令和政経義塾では3期生の募集が始まっています。完全無料で第一線の講師陣から学べる、普通の人が政治の世界へ飛び込むための最高の環境です。迷っている方がいれば、ぜひ一歩を踏み出して応募してみてください!)
気がつけば、私の1期目の任期も残り1年を切りました。
2期目への宿題、そして日高市の未来のためにやらなければならないことはまだまだ山積みです。
生まれ育ったこの街が、次世代の子供たちにとっても「ここで育ってよかった」と思える場所であり続けられるよう、これからも地に足をつけ、デジタルと対話の力を武器に全力で駆け抜けてまいります。
引き続き、ヨコオ貴文へのご意見やご要望をぜひお寄せください!
日高市議会議員 ヨコオ貴文
【日高市議会議員ヨコオ貴文 もっと、ずっと住みたいまち日高】
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