2026/8/1
✏️ 東北の代表として、国へ。
このたび、
・東北直轄河川治水期成同盟会(東水連)会長
・東北ダム事業促進連絡協議会(東ダム連)副会長
・阿武隈川上流改修促進期成同盟会 会長
という3つの役割をお預かりし、東北の代表として上京しました。
また、福島都市圏北部4市町連盟としても、地域の課題や要望を国へ直接お伝えしてきました。
23日は、東水連・東ダム連の総会や研修会に加え、国土交通省 水管理・国土保全局の林局長をはじめ幹部の皆さまと意見交換。
24日は、国土交通省の上田政務官、加藤政務官、内閣府 河合審議官、財務省を訪問し、東北が抱える課題について率直な意見交換を行いました。
23日の懇親会では、前福島河川国道事務所長の望月さんとも再会。当時の福島での取組を振り返りながら、現在の福島の状況について意見交換できたことも大変有意義な時間となりました。
◾️「事前防災」への転換が急務です。
東北では、この10年間で過去最大の降水量を更新した自治体が101自治体(6割)に上ります。
さらに、そのうち41自治体(4割)では2回以上記録を更新しています。
気候変動は、もはや「いつか起こる話」ではありません。だからこそ、河川改修や遊水地整備、ダム整備など、事前防災を着実に進めることが何より重要です。
災害が起きてから復旧するよりも、事前に備える方が、命も財産も、そして結果として財政負担も守ることができます。
一方で、河川工事の建設費はこの数年で2〜3割上昇しています。予算が横ばいであれば、整備できる量は確実に減ってしまいます。
骨太の方針では、補正予算は緊急対応を基本とする方向性が示されています。しかし河川事業は、これまで補正予算に支えられてきた面もあります。
だからこそ、治水事業を当初予算として安定的に確保していただくことが、今後の大きな課題であると強くお伝えしました。
◾️クマ対策も「事前対策」が必要です。
今回、特に強く訴えたのがクマ対策です。東北すべての地域の深刻な課題です。
市街地にでることも増え、福島市でも緊急銃猟を試みましたが、1匹のクマに対し、約30時間にわたり、延べ約100人以上の職員・関係者が対応に当たりました。
これまでの傾向から、クマが河川敷を移動経路としていることは明々白々です。
そのため、河川の伐木や刈り払いは、治水だけでなく、クマ対策としても非常に重要です。
しかし現在、この目的での予算は十分とは言えません。昨年度は補正予算で対応できましたが、今年度当初予算には盛り込まれていません。
市街地へ出没してからでは遅い。だからこそ、「治水」とは別に、「クマ対策」としての河川管理予算を確保していただけるよう要望しました。
また、地域を支える人も守らなければなりません。
近年、基礎自治体では技術職をはじめ、人材確保がますます厳しくなっています。災害時に派遣されるTEC-FORCEをはじめ、東北地方整備局の皆さまには日頃から大変心強い支援をいただいています。だからこそ、災害対応を担う国の人員体制の充実についても要望しました。
含めて、阿武隈川の遊水地整備では、立地3町村(矢吹町、玉川村、鏡石町)が大きな役割を担ってくださっています。一方で、農業生産額の減少や固定資産税の減収など、負担を抱えている現実もあります。
流域全体の安全は、立地自治体の皆さまのご理解とご協力の上に成り立っています。負担への更なる理解と、財政的な支援について地元の意見を取り入れながら検討いただきたいことをお伝えしました。
最後に、福島都市圏北部の道路整備として、国道4号の北道路の事業化、および西道路の工事の進捗も確認をし、必要性と地域にもたらす価値について意見交換をいたしました。
今後も現場の声を国へ丁寧に届け、必要な財政支援についても引き続き求めてまいります。








この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>馬場 ゆうき (ババ ユウキ)>✏️東北の代表として、国へ。