2026/7/26
こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。

鶴見区豊岡町で、老朽化した豊岡小学校の建替えにあわせて、図書館や保育所などを一つの建物にまとめる大きなプロジェクトが動いています。整備は民間の力を活用するPFI事業という方式で進められ、現在は事業者(つくる会社)を選んでいる段階です。
その選定にあたって、市と応募事業者が「個別対話」を重ねるなかで、当初の条件からいくつか見直された点が出てきました。この記事では、細かい全体像ではなく「当初計画と何が変わったのか」に絞ってご紹介します。
PFIって? 道路や学校などの公共施設を、民間企業のアイデアと資金・ノウハウを活かして整備・運営する仕組みです。設計から運営までまとめて任せることで、効率的で使いやすい施設を目指します。いちばん大きな見直しが、工事の進め方です。当初は既存校舎などの解体を約23か月で行う想定でしたが、事業者からこんな声が上がりました。
これを受けて市は、既存校舎の解体工期と、新しい体育館棟の建設工期をそれぞれ1年間延長する方向で再検討しています。ゆとりを持たせることで、近隣への音・振動に配慮しながら工事を進めるねらいです。
ここが安心ポイント:延びるのは工事の“後半”です。小学校・保育所・図書館が入る複合棟の完成は令和12年(2030年)夏のまま変わりません。まず子どもたちや利用者が使う建物を先に仕上げ、その後で古い校舎の解体や体育館棟の建設を進める――という順番だからです。
2つめは、建物の中の配置の話です。当初の条件では、小学校の学校図書館は4階以下に置くことになっていました。一方、市民が使う図書館は5〜7階の予定です。
ここで事業者から「学校図書館を5階に配置してはどうか」という提案の相談があり、市はこれを「5階の配置も可」と認めました。学校図書館と市民の図書館を同じ階でとなり合わせにすることで、両者の連携効果を期待するものです。
3つめは、小学校の教室を地域にひらく話です。もともと、放課後や土日祝日に地域の活動で使える小学校の部屋として、音楽室・理科室・図工室・多目的室などが想定されていました。
ここに事業者からの提案で、家庭科室(調理などができる教室)も加えることになりました。
調理台のある家庭科室が使えると、図書館が企画する料理やものづくりのワークショップ・イベントの幅が広がり、賑わいづくりの足がかりになります。使うときは衛生面に配慮し、利用方法は学校と調整することが前提です。
今回の3つの見直しは、いずれも事業者との対話から生まれたより現実的で、より使いやすくするための調整です。工期には無理のないゆとりを、建物には施設どうしの連携を、教室には地域とのつながりを――という方向で計画が磨かれてきました。
ご注意 この記事で紹介した内容は、令和8年3月時点の「検討案・方向性案」です。工事の進め方や部屋の使い方などの詳細は、令和8年に決まる事業者の提案によって変わる場合があります。市は今後も連絡会(第3回以降)を開き、地域と情報を共有しながら進めるとしています。
出典:横浜市「(仮称)豊岡町複合施設再編整備事業に係る連絡会」第1回(令和7年12月4日)・第2回(令和8年3月23日)資料より作成
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最後までご覧いただきありがとうございました。
日本維新の会横浜市会議員団・無所属の会
柏原すぐる

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― 事業者との対話で見直された「3つのポイント」 first appeared on 柏原すぐる 公式サイト.
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