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『ネコの言葉を科学する』サラ・ブラウン著清水由貴子訳草思社読了。

2026/5/16

『ネコの言葉を科学する』
サラ・ブラウン 著
清水由貴子訳
草思社
読了。

書評を見て面白そうだなと…

猫のしぐさ、しっぽ、鳴き声、におい、表情、耳、目、舌、など…
ネコのコミュニケーションを、これまで➕著者の研究から紐解きます。

ヤマネコの一つの種から、イエネコになった猫たち。

もともと単独行動を好むネコが、人や仲間とのコミュニケーション方法を進化させ、ケンカせずに共存する方法を身につけていったと…
人との暮らしのなかで、変わっていった(変わらざるを得なかった)ネコたち。

元々コミュニケーションを必要としてこなかったネコは、犬などよりコミュニケーション方法が少なく(表情筋のつくりが違う)。
においに敏感で、「においを味わう」、人間にはない器官があるそう。

ただし、複雑なにおいは人間にはわからないので、「ミャウ」などの鳴き声などを使うように。

また、しっぽを立てて近づくと友好のしるし、など…他のネコにも見てわかりやすいサインで、コミュニティの中で互いに傷つかないように工夫。

ネコもケンカを回避するんだから人間も…と思ってしまいます。

家具などににおいをつける「スプレー」は、飼い主を困らせますが、
より臭うオスのほうがモテる!のだとか。
(強い臭いを残せるほうが強くて進化したから?)

人懐こさは、生まれてから一定の期間に人から撫でられたりなど、愛情をかけられたかが影響するそう。
臨界期があり、これも人間と似ているのかも?

ネコとうまく暮らすには、程よい距離と、そのネコの性格に合った接し方が重要。
嫌がることはしない、逃げたら追わない、近寄ってきたら好む方法で相手をする
…なんだか子育てに似ている…

「飼い慣らす」ことと「家畜化」することは違い、今もネコが「家畜化」したかは議論が分かれるそうですが、
馬や犬と違い、役に立たなくても「愛情」という一点で人に親しまれてきたネコは、特異な存在。

一方、ヨーロッパでは中世の魔女狩りの時代、ネコも大量に虐殺されたり、人間に振り回されてきました。

感染症がネコのせいとされ殺されたこともあり、むしろ病原菌を運ぶのはネズミで、ネズミを獲るネコを残しておいたらよかったのに、と。

ネコを通じて、ヒトのあり方を考えさせられる本でした。

残念ながらアレルギーで、飼えないのですが😢

#ネコの言葉を科学する #猫 #草思社 #練馬区

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