2026/6/10
【松山市の部活動の地域展開について】
松山市教育委員会保健体育課で、
部活動の地域展開の現況を聞き取りました。
少子化や教員の働き方改革を背景に、現在、全国で部活動改革が進められています。愛媛県でも、「公立中学校の部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する愛媛県推進計画」に基づき、休日を中心とした地域クラブ活動への移行が進められています。
愛媛県推進計画はこちら
https://ehime-kyoiku.esnet.ed.jp/file/2307
また、松山市においても段階的な地域展開が進められており、地域クラブ活動の環境整備や受け皿づくりが進められています。
松山市の取組はこちら
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/kosodate/taiiku-hoken/tiikiikou.html
地域クラブ活動を継続的に運営するためには、競技経験や指導経験を持つ地域人材の存在が欠かせません。しかし、各競技団体においても指導者不足は大きな課題となっており、今後は人材の確保と育成がますます重要になっていきます。
また、現在、県において認定基準の検討が進められていますが、自治体ごとに運用の差が生じないよう、公平性や持続性の観点からも、県内で一定の方向性が共有されることが重要であると感じました。
さらに、県が整備を進めている広域連携システムは、指導者・競技団体・地域クラブ・保護者をつなぐ情報基盤として重要な役割を担います。人材の偏在や情報不足の解消、適切なマッチングや情報共有の促進など、地域展開を支える実効性の高い仕組みとしての活用が期待されています。
財政面では、現在のみなし認定クラブに対して年間57万円の支援が行われていますが、その多くは指導者謝金や保険料に充てられています。移行期間中は支援が継続される見込みであるものの、将来的な持続可能性を見据えた運営体制づくりも重要なテーマです。
松山市では、柔道・剣道について、令和9年4月1日から平日・休日ともに学校部活動としての活動を行わず、地域の道場等を中心とした活動へ移行する予定となっています。
部活動の地域展開は、単なる制度変更ではなく、子どもたちが将来にわたってスポーツや文化活動に親しめる環境をどのように守っていくのか。
学校、保護者、地域、競技団体、行政がどのように役割を分担し、支えていくのか。
地域全体で考え、取り組んでいくべき大きなテーマです。
これからも現場の声を丁寧に伺いながら、子どもたちにとってより良い活動環境の実現に向けて取り組んでまいります。


この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>岡 ゆうや (オカ ユウヤ)>【松山市の部活動の地域展開について】松山市教育委員会保健体育課で、部活動の地域展開の現況を聞き...