選挙ドットコム

東芝 ひろあき ブログ

【かつらぎ町】日本の民主的な伝統の再定義

2026/7/27

赤旗日刊紙の7月26日付けの3面に掲載された記事を読んで心打たれた。一番、心に響いた下りは以下のとおり。(赤旗日刊紙 7月26日 3面 「リーマン・ショックと大不況を経験した若者世代 社会主義に肯定的理解」米政治評論家 ジョン・B・ジュディスさんへのインタビュー)

 サンダース氏は、社会主義について北欧型福祉国家がモデルだとするそれまでの主張に加え、米国の伝統の延長にあるものだと再定義しました。
 ここでいう伝統とは、1930年代に当時のルーズベルト大統領が進めたニューディール政策(失業者救済、社会保障制度の創設、労働者保護、公共投資による経済再建)、同大統領が掲げた言論の自由、信教の自由、欠乏からの自由(生活の保障)、恐怖からの自由(戦争や暴力からの安全)―、1950年代後半から60年代の公民権運動を代表するキング牧師が唱えた、人種差別撤廃と貧困・格差の根絶、誰もが尊厳を持って支え合うという共同体思想のことを指します。

紹介されているサンダース氏の再定義に膝を打った。サンダース氏のように、われわれのたたかいの方針や要求を歴史の中におき、その価値あるものを継承するという視点で捉え直すことの意味は、極めて大きい。日本共産党の政策もたたかいの理論も、頭の中で考え出したものの提起ではない。日本共産党の政策やたたかいの理論は、歴史に根ざしたものであり、歴史の中に存在する価値あるものの継承・発展として押し出すことの意味は大きい。

憲法を守るという課題も、日本国憲法が優れているというだけではなく、歴史の必然的な結果として生み出されてきた、価値ある成果の継承・発展という面から捉え直し、憲法を守り生かすことの意義を再定義することの意味は極めて大きい。戦後80年間で培ってきた日本歴史の価値あるものを未来に受け継ぎ、それを力に日本社会をさらに発展させることを考え、訴えることが大事だと思う。

第二次世界大戦に敗北した日本は、天皇を象徴にし、国民主権と国家主権、基本的人権を基礎とした日本国憲法をつくった。これは日本の歴史の中に存在した価値ある民主主義の復活、発展でもあったし、77年で崩壊した明治という体制の根本的な変革でもあった。GHQがつくった原案は10日間で仕上げられたものだが、それをたたき台として、帝国議会は、大日本帝国憲法の一部改正として日本国憲法を作り上げた。大日本帝国憲法があったからこそ、それをひっくり返した日本国憲法は、豊かな基本的人権の条項を持つに至った。この歴史的な変化は、未来につながる巨大な力をもっていた。この一連の経過を見れば、日本国憲法の成立を押しつけ憲法という論理ではくくれない。この価値ある戦後民主主義の伝統を、今の社会が受け止め、それを未来に行かせば、日本はもっといい国になる。

日本共産党は、どの政党よりも歴史的経緯を大切にし、歴史から学び生かすということを繰り返してきた政党だ。他の政党と違うのは、確固とした歴史観(史的唯物論と言い切ってもいい)を持っている点にある。党大会決定も中央委員会決定も、それらは史的唯物論の言葉で書かれている。
史的唯物論は、単なる歴史の見方ではない。歴史的な変化と発展に重きを置きながら、現在進行中の政治的な動きや変化を確固たる歴史観の中において分析する。生きた政治分析、経済分析ができるのは、史的唯物論の力だと思う。

どの社会も、変革したいのであれば、その社会が内包しているさまざまな要因を把握し、その中から何を発展させるのかということが必要になる。頭なのかに浮かんでくる改革のプランは、現実の反映でもあるから、そのプランを実行すればうまく行くと考える人の方が多いだろう。しかし、史的唯物論は、そのような感覚的なプランを実行に移すようなことはしない。発想の出発は思いつきであってもいい。しかし、そのいわば「天才的な思いつき」を事実の中に下ろし、具体的な事物の中に具体的に存在する発展の要因(芽)を見つけ出し、それを取りまく力関係を把握し、そこからプランを導き出すという努力を行う。この研究の方法が、史的唯物論という理論の神髄だろう。

日本共産党は、このことを自覚した勢力であり、党の方針や政策はすべてこういうものから成り立っている。サンダース氏のような捉え方は、正に史的唯物論だと思う。こういう捉え方に出会うとワクワクしてくる。

この記事をシェアする

著者

東芝 ひろあき

東芝 ひろあき

選挙 かつらぎ町議会議員選挙 (2026/07/19) [当選] - 票
選挙区

かつらぎ町議会議員選挙

肩書 日本共産党かつらぎ町議会議員
党派・会派 日本共産党
その他

東芝 ひろあきさんの最新ブログ

東芝 ひろあき

トウシバ ヒロアキ/66歳/男

月別

ホーム政党・政治家東芝 ひろあき (トウシバ ヒロアキ)【かつらぎ町】日本の民主的な伝統の再定義

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode