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寅沢風力発電の説明会【26年5月16日 『逢坂誠二の徒然日記』8534回】

2026/5/16

午前4時前に目が覚めました。もう東の地平線は赤く染まっています。これから日記などの準備を行い、早朝から街頭に立つ予定です。


1)寅沢風力発電の説明会

5月14日、まちづくりセンターにおいて、寅沢風力発電事業に関する説明会が開催されました。市民団体が主催し、事業者であるインベナジーウインド合同会社から、事業概要や環境影響評価の進め方について説明が行われ、市民との質疑応答が行われました。

 

事業者側は、計画はまだ初期段階であり、建設が決まったわけではなく、これから環境調査を進めながら課題を確認していく段階だと繰り返し説明しました。また、地域との協調を重視し、環境影響評価の結果を踏まえて検討を進める考えも示しました。

 

説明会では、とりわけ水環境への影響について強い懸念が示されました。計画地周辺は函館市の重要な水源地に近く、市民からは、水質悪化、水量減少、地下水脈への影響、濁水流出、保安林への影響などを不安視する声が相次ぎました。「函館市民の命の水を支える森」「長年守られてきた水源林」といった発言もあり、水源地保全に対する市民の強い危機感がうかがえます。


また、低周波音や景観、生態系への影響についても多くの意見が出されました。特に、クマなど野生動物への影響、生態系の変化、虫類への影響を懸念する声があり、「一度自然を壊せば元に戻らない」との指摘もありました。事業者側は、「影響を最小限に抑える」「調査結果に基づいて判断する」と説明しましたが、市民側にはなお不安が残る状況でした。


私は、再生可能エネルギーそのものは重要であり、日本でも世界でも主力電源になっていくことは間違いないと考えていることを前提に、「環境との調和」と「地域住民の納得」が不可欠であることを申し上げました。


その上で、主に水環境に関わる点について質問を行いました。具体的には、地下水脈や地下水位への影響をどのように調査するのか、工事前・工事中・工事後の水質や水量のモニタリングをどのように行うのか、融雪期や豪雨時の濁水・土砂流出対策をどう講じるのか、水源かん養保安林の伐採による保水機能低下をどう評価するのか、さらに地下水や周辺水系への影響をどのように予測・検証するのかなどを質しました。

加えて、万一影響が発生した場合の補償や、調査結果・基礎データを地域住民にどの程度公開するのかについても確認しました。


これに対し事業者側は、水の濁りについては調査を行い、沈砂池などの対策を講じること、集水域を大きく変える改変や地下水脈を遮断する工事は想定していないことなどを説明しました。また、問題が確認された場合には工事を中断し、調査・対策を行うと回答しました。


一方で、工事中・工事後の水量モニタリングについては現段階では予定していないこと、有害物質や底質、水量変化については方法書上の調査項目に入っていないことも明らかになりました。最後に私が「方法書を見る限り、「水の濁り」しか対象になっていないのではないか」と確認したところ、事業者側は、有害物質等については「非選定」であり、水の濁りのみを対象としていることを認めました。


また私は、現在のアセス制度についても触れました。本来、環境影響評価法は、事業規模が固まる前の段階で柔軟に議論するために「配慮書」制度が、2011年に導入されました。しかし今回の事業は、5万キロワット以下の第二種事業であるため配慮書が省略されており、「まだ初期段階」と説明しながら、実際には方法書段階まで進んでいることに問題があると指摘しました。

 

一昨日の事業者の説明を直接聞いた上で、私は、この事業を寅沢町で実施することは相当に難しいと考えております。


特に、水環境への影響評価が極めて限定的であり、函館市民の重要な水源地に対する十分な検証が行われているとは言い難い状況です。また、保安林、土砂災害、生態系、低周波音、景観などについても、多くの課題が残されていると感じています。


もちろん、再生可能エネルギーそのものは重要です。しかし、それは地域の自然環境や生活環境との調和、そして地域住民の納得があって初めて成り立つものです。

私は今後、方法書に対する意見提出の準備を進めると同時に、この段階で明確に反対の声を上げるべきと判断しました。


今後も、資料や説明内容を丁寧に確認しながら、市民の皆さんとともに慎重に対応してまいります。


なお市民有志の皆さんが、反対署名の活動を行っており、私も署名しました。

https://c.org/nnzrRk2GWS


さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。

【26年5月16日 その6837『逢坂誠二の徒然日記』8534回】


#逢坂誠二 #歩く歩く聞く聞く

#中道 #函館

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