2021/9/23
【富山県でも猛威を奮った感染第5波】
7月下旬頃から始まった感染第5波も収束傾向が強まり、昨日、新田知事は7月27日からのステージ2への移行、また、現在の状況が続けば、10月4日にはステージ1への移行を行うと発表しました。
感染第5波においては、デルタ株の想定外の感染力の強さに対応しきれず、医療機関は逼迫し、病院や宿泊療養施設に入れない自宅療養者が一時800人を超え、危機的な状態に陥りました。
県の昨日の発表では、7月3日から9月20日までの間に、2,709人の陽性者が確認されました。
7月以降の死亡者も残念ながら10人に上り、発表資料によれば、県内で初めて30代の死亡者がいたこともわかりました。心よりご冥福お祈りいたします。
また、7月以降の重症者は49人となっています。
一方で、死亡者10人、重症者49人のワクチン接種状況をみると、2回接種済みの方は0人であり、重症化予防には、高い効果を発揮しているといえます。

【第6波に備えて】
富山県は、希望する方へのワクチン接種を10月下旬から11月に完了できるとの見通しを示しています。接種対象者の概ね70%以上が接種を終えるのではないでしょうか。
それでも、第6波は起きるのか?疑問はありますが、ワクチン接種先進国の状況を見れば、やはり起きる可能性はかなり高いと見たほうが良さそうです。
しかし、その状況はかなり変わるのではないかと思います。
①ワクチン接種者が多く、重症化する方の数は圧倒的に減る。
②ワクチン接種をしない方が、比較的に多くなる若年層の感染者が増える。
つまり、「若年層の軽症感染者」が多くなるのではないでしょうか。
第5波を教訓とするならば、宿泊療養施設の充実を図ることが大事であると思います。
今後、高岡市でも1箇所追加され、県内の宿泊療養施設は3箇所となります。
感染拡大がいきなり富山県で始まることはありません。必ず、首都圏などでの感染拡大を経て、県内の感染拡大が始まります。
第6波においては、首都圏等での感染拡大における、感染力の強さを注視し、高い感染力が確認されれば、躊躇なく、宿泊療養施設のさらなる追加を行うなどの対応が必要になるとおもいます。
【新しい日常に向けて】
9月9日、国の新型コロナウイルス感染症感染症対策本部から「ワクチン接種が進む中における日常生活回復に向けた考え方」が示され、「ワクチン・検査パッケージ」を活用して、様々な行動制限の縮小・見直しを進めていくとしています。
「ワクチン・検査パッケージ」は、ワクチン接種歴または検査結果のいずれかを確認して、制限の緩和をすることを想定しており、ワクチンは2回接種の接種済証、検査は、PCR検査又は抗原検査の結果の提示することが必要となりそうです。
「飲食」については、グループ会食についての人数制限緩和など、「人の移動」については、県をまたぐ移動の自粛要請対象に含めない、「学校」については、部活動のおける大会等の感染リスクの高い活動を認める等、導入されれば、日常生活回復に向け、ようやく一歩踏み出せる気がいたします。
全国各地で、10月から実証実験をスタートすることになっています。
現状では、緊急事態宣言を発せられたような大都市圏が多い感じですが、富山県のような地方都市では、都市圏よりもさらに一歩進んだ実証実験が行われることを期待したいと思います。
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