2026/5/2
2026年訪韓は
尹奉吉義士の抵抗から現代の民主化運動への巨大な足跡を辿る旅に
尹奉吉義士の上海義挙94周年を心に刻む訪韓は、その歴史を受け継ぎ、現代史の軍事独裁からの民主化運動へと流れた韓国民衆の巨大なたたかいの足跡を辿る旅となりました。
4月28日は、禮山郡から車で小一時間のところ保寧にこの5月オープンする李泰馥紀念館を訪問することができました。
李泰馥さんは、月進会先代の会長であり、平和と自由、平等・公正を求めて身を賭してたたかった人でありました。会長時代、私たちもひとかたならぬお世話になりました。文在寅政権の時、青瓦台や議長表敬に道をつなげていただきました。
李泰馥紀念館は、李泰馥紀念事業会、中心の沈福子夫人が丹精を込めて企画したものでした。敷地内には、生家も博物館として公開されます。
そこでは、泰馥さんの軍事独裁政権とのたたかい、44日間の収監の後死刑判決を受け、オモニが先頭に立った再審闘争から無罪釈放、盧武鉉政権での長官へ抜擢と不死鳥のような不屈の政治キャリア、さらにはエネルギーなどの民衆共有経済の推進といった社会運動の数々が展示紹介されていました。私たちは、尹奉吉義士を通じ、現代韓国の民衆闘争と出会ってきたのですね。痛切であり、巨大な民主化闘争です。その力こそが市民社会としての韓国社会を日本の遥か先へと推進したこと、その表れとして今日、尹錫悦戒厳を許さなかった市民のパワーを目の当たりにする思いです。
29日午後は、ソウルに戻り、昨年開館した国立韓国民主化運動紀念館を参観しました。まさに軍事独裁のおぞましい民衆弾圧とそれに屈しなかった市民抵抗を後世に伝える公的施設です。盧武鉉、文在寅、李在明大統領と連なる現代民主化運動の系譜が、生み出した公共施設で、日本には存在しないものです。
反共・スパイ摘発の名の下で、中央情報機関が独裁政権にまつろわぬ者を収監し、酷い拷問を加えて自白させ、警察・検察に移送して重罪を科す。その施設が博物館として公開され、案内を受けました。李泰馥さんが受けた水責め拷問などの機材、再現イメージビデオの投影、独房展示を観ました。
国家の内部にこそ、矛盾と対立がある。自由と平等のためにはそれとたたかわねばならない。国家の枠組みで社会をみるだけでは見えてこない本質がを突きつけてくる施設でした。そこに日本の関与、関係性をもみておかねばなりません。
日本人よ、目を覚ませ!
国家情報会議、先にはスパイ防止法など、民衆の内心を縛る戦争国家の治安立法が国会を通過しようとしていることの意味を。
期間は短いもののたいへん多くの気づき、学びを受けた訪韓でありました。
多くの韓国の友人の皆様に、改めて感謝の意を表します。












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