2026/7/18
こんにちは。太田市役所を退職して、太田市議会議員を目指す山本しんいちです。
さて、今日は高齢者のフレイル予防について考えてみます。
「最近、なんだか疲れやすくなったな」「前よりも外出がおっくうになった」と感じることはありませんか?もしかしたら、それは「フレイル」のサインかもしれません。フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間を指し、適切な対策をすれば健康な状態に戻れる可能性があります。皆さんの周りにも、そうした変化を感じている方はいらっしゃるのではないでしょうか?
太田市では、高齢化が進行しており、令和5年時点で高齢化率は26.4%です。それに伴い、要支援・要介護認定者数も増加傾向にあり、令和8年度までには1万人を超えることが予測されています。フレイルは、この要介護状態への移行を食い止めるための重要なキーワードです。しかし、現状ではフレイルの早期発見が難しく、予防プログラムへの参加も、自ら積極的に行動できる方に限られているのが実情です。専門用語を避けて説明すると、体が弱ってきて、介護が必要になる一歩手前の状態が「フレイル」です。この状態を早く見つけて、適切なケアをすれば、また元気に過ごせるようになるのです。
AIフレイル予防プロジェクトは、太田市民一人ひとりの健康寿命を延ばし、ひいては太田市全体の活力を高めるために非常に重要です。例えば、高齢者自身にとっては、早期にフレイルを発見し、適切な予防プログラムに参加することで、いつまでも住み慣れた地域で自立した生活を送ることができます。これは、生きがいや社会参加の機会を増やし、生活の質を向上させます。また、太田市全体で見れば、要介護認定者の増加を抑制することで、医療費や介護保険費といった社会保障費の負担を軽減し、その財源を子育て支援や教育、地域活性化など、他の重要な施策に再投資することが可能になります。これは、働く世代や子育て世代にとっても、将来の負担軽減に繋がる大きなメリットです。
現在のフレイル予防における課題はいくつかあります。まず、「早期発見の難しさ」です。フレイルの兆候は自覚しにくく、健診などで見過ごされがちです。また、予防プログラムへの「参加の偏り」も課題です。通いの場に参加できる元気な高齢者には情報が届きますが、外出が難しい方や情報にアクセスしにくい方には、なかなか支援が届きません。さらに、健診データや介護データが十分に連携・活用されていないため、個々の市民に合わせたきめ細やかな予防策が提供できていないという「制度の縦割り」の問題もあります。これらの課題を解決し、「誰ひとり取り残さない」フレイル予防体制を構築することが、太田市には求められています。
三重県東員町では、スマートメーターから得られる電力使用データをAIが分析し、フレイルリスクを判定するユニークな取り組みを本稼働させています。連携する民間企業がAIで分析したレポートを生命保険会社が自宅に届け、健康状態の観察と予防の周知を行うことで、1年数カ月の実証実験で健康状態の改善やAIの分析精度向上などの実績を上げています。この取り組みの最大のメリットは、「通いの場」に出てこられない高齢者も拾い上げ、誰ひとり取り残さないフレイル対策を目指している点です。
私、山本しんいちは、市役所職員として市民税の担当をしていた経験から、太田市の財政状況や社会保障費の動向を常に意識してきました。人口減少が進む中で、いかに持続可能なまちづくりを進めるか、その鍵は「人への投資」にあると確信しています。特に、高齢者の皆様が健康で生きがいを持って暮らせることは、個人の幸福だけでなく、太田市全体の活力に直結します。労働組合のトップとして11年間、現場の声を吸い上げ、行政に届けてきた経験から、市民の皆様の「困った」に寄り添い、具体的な解決策を提案することの重要性を痛感しています。
私自身も子育て世代として、子どもたちが安心して暮らせる未来の太田市を創りたいと強く願っています。そのためには、高齢者の皆様が元気で活躍できる社会が不可欠です。私の理念である「人をつむぎ、挑戦が生まれる太田市へ」は、まさにこのAIフレイル予防プロジェクトにも通じています。AIという最新技術を「凡事徹底」で活用し、市民一人ひとりの健康を支えることで、誰もが安心して挑戦できる太田市を創りたい。行政だけでなく、医療機関、企業、そして市民の皆様が一体となって、この課題に取り組むことが重要だと考えています。
私が目指すのは、「高齢者がいつまでも安心できる街」です。AIフレイル予防プロジェクトを通じて、太田市に住む全ての高齢者の皆様が、自分の健康状態を把握し、適切な予防策を講じられる街。そして、健康寿命が延びることで、趣味や地域活動、学び直しなど、新たな挑戦に意欲的に取り組める街です。これは、子どもたちが「おじいちゃん、おばあちゃんみたいに、いつまでも元気でいたい」と思えるような、希望に満ちた未来の太田市に繋ります。AIというテクノロジーが、人と人との繋がりを希薄にするのではなく、むしろ健康という共通の目標を通じて、地域全体の絆を深めるきっかけとなることを期待しています。
太田市が直面する高齢化の課題に対し、AIフレイル予防プロジェクトは、市民の皆様の健康と太田市の未来を守るための重要な一手です。AIの力を借りて、これまで見過ごされがちだったフレイルの兆候を早期に発見し、一人ひとりに寄り添った予防策を提供することで、誰もがいつまでも元気に、自分らしく暮らせる太田市を創り出すことができます。これは、まさに「人への投資が地域を強くする」という山本しんいちの理念を体現するものです。
皆さんは、このAIフレイル予防プロジェクトについてどう感じましたか?AIがあなたの健康をサポートすることに期待することはありますか?一緒に、太田市の健康寿命を延ばし、活気ある未来を創っていきませんか?小さな改善の積み重ねが、暮らしやすい街につながります。
~人をつむぎ、挑戦が生まれる太田市へ~
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ヤマモト シンイチ/46歳/男
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