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岩瀬 りょう ブログ

第86回全国都市問題会議

2024/10/28

健康づくりとまちづくり~市民の一生に寄り添う都市政策~と題した兵庫県姫路市で開催された第86回全国都市問題会議に参加してきました。市民の一生に寄り添った「健康づくり」とは何かを議論したうえで、自治体の健康づくりに求められる新たなニーズや課題等を、理論と実践の両面から幅広く議論されます。

日本の社会保障制度は中負担・中福祉から高負担・高福祉の方向にシフトしつつあり、住民、国、自治体のいずれにとっても負担増が懸念される中、生活習慣病による住民の健康づくりへの支援が社会的課題となっています。「誰一人取り残さない」、市民の一生に寄り添う都市政策としての「健康づくり」とは何かについてここでは論じられました。

基調講演から一般報告においても学術的な色合いが強いなと感じました。市長たちによる具体的な政策の実践的取り組みについての話は理解しやすいですが、大学教授たちによる話は専門性と抽象度が高くなり、話に付いていくことが難しいと感じました。

報告の中で、私が理解出来て興味関心を持ったのは、姫路市長による報告とパネルディスカッションでの児童精神科医のお話でした。姫路市長の経歴が元々は医者ということもあり、医療政策を一般市民に対しても分かりやすく語れるという印象を持ちました。姫路市における健康づくりの政策については、①市民による主体的な介護予防を促進、②ウォーカブルなまちづくり、③ICTを活用した健康づくり、④未来を担う子どもたちの健やかな成長を支援、といった点を掲げており、その内容も分かりやすかった。

私も令和6年度6月議会一般質問で認知症について取り上げたため、認知症に関する施策には関心を持っていました。介護が必要となった要因として認知症が最も多く、それに次いで多いのが脳血管疾患です。また、がんや糖尿病、心疾患を合わせると、25%以上の人が、これらの疾病が原因で介護が必要な状態に陥っています。こうした疾病は、食生活や運動、飲酒、喫煙などの生活習慣と関係しており、そのため、姫路市は身体の健康について個別相談を行っています。

児童精神科医の話からは、子どもたちの「心理社会的な健康」に注目し、子どもの数が減っているにも関わらず、不登校の子どもは年々増加しており、また発達障がいの診断数も上昇の一途をたどっています。診療していて感じることに、「完璧主義」と「ネガティブな自己表現の苦手さ」があるといいます。これは先の全国市議会議長研修フォーラムでの「主権者教育」にも関係する話であると感じました。つまり、子どもたちは”間違い”や”否定”を恐れており、自己を肯定したうえで政治判断して選挙に行くという行為には高いハードルがあると思われます。政治・社会、つまり”公共”のことを考える以前に、”自己”(自分自身)について考えることで精一杯なのです。

まちづくりが”公共”のことである以上、子どもたちの「心理的安全」や「心理的健康」が保たれないと次代を担う主権者が育ちません。健康づくりについて、予防や心理の観点から今回の会議では多くの気づきを得ることが出来きました。

 

(会議風景)

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著者

岩瀬 りょう

岩瀬 りょう

選挙 太田市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 2,082 票
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