2019/3/31
藤井だいすけです。今回のテーマは「平等と不平等」です。
A.平等な社会を目指す富山
B.不平等な社会を認める富山
皆さんはどちらを選択しましたか? 私はAです。「そりゃ、平等な社会に決まっているじゃない、おかしな質問だなぁ」と感じた方も多いかと思います。
ですが次の質問はどうでしょう。Q.あなたは「C:頑張ったら頑張った分報酬が上がる社会」と「D:頑張っても頑張らなくても報酬が変わらない社会」だったら、どちらが良いと思いますか? 冒頭の問いでは「平等な社会」と答えた人の中にも、次の問いでCと答える人がいるんじゃないでしょうか。
そんなとき「Cだと頑張った人と頑張らなかった人に結果として格差が生まれるじゃないですか。それって不平等だと言えませんか?」と詰められたら、どう返答しましょうか。意外と答えるのが難しいですよね。
「平等」という言葉は、よく使われる割には結構あいまいな言葉です。振り返ると、Cは「スタートラインは平等で、頑張り次第で結果が異なる(機会の平等)」、Dは「頑張るか頑張らないかに関わらず、結果的に平等(結果の平等)」なので、どちらも平等の枠に入ると説明できます。このあたりを深く掘り下げていくと、私の知識の浅はかさが露呈してしまうのでここまでにしておきますが、実際に働く立場として考えてみると、CとDでは働き方そのものが変わってきますよね。Cの社会ならば、競争が激しそうだけど成長できそうだ、とか、Dの社会ならば、自分のペースで安定して働けそうだ、とか。
私のこれまでのつたない知識から考えると、働きがい/生きがいのある良い社会は「機会の平等」「結果の平等」のバランスがちゃんと取れていることが多い。もちろん、その国環境によって、Cが強めDが強めなどの特色はあります。このバランスが難しく、どちらか一方に偏ってしまうとその社会は「破たん」という道を進んでしまう傾向があるように思います。
同じ国や地域で暮らす人も、当然ですが、ひとりひとり違う。まずはその違いを認め合うことが、“平等”を考えるスタートラインです。最近は「ダイバーシティ」なんて言葉が盛んに新聞やテレビでも聞かれるようになりましたが、これは多様な人材を積極的に活用しようという考え方です。同じような考え方の人材がたくさんいるよりも、いろんな異なる考え方持った多様性ある人材がたくさんいる方が、社会の安心・安全は保たれていく――そういう意味では、「機会の平等」「結果の平等」のバランスをとるのが行政や政治の役割なのかもしれません。

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