2025/10/10
藤井大輔です。富山県議会の令和7年9月定例会の一般質問では、3冊の書籍を紹介しながら質問を組み立てておりました。富山県はもちろん、人口減少社会で地方が今後どう舵取りしていくべきかの考察に、ものすごく役立つ書籍だと思いますのでご紹介させてください。
①「観光”未”立国~ニッポンの現状」 永谷亜矢子(著)
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観光立国を目指すといいながら、地方の観光地の多くが無料で開放されていたり、情報がウェブ上で更新されていなかったり、自ら稼ぐ力を放棄しているような状況。しかも行政の補助金の方向性も間違えまくっていると、耳の痛い指摘がたっぷり。
ちなみに永谷亜矢子さんは、私の前職リクルート時代の同期でもあり、先日のおわら風の盆のときにお会いして「富山県は観光ポテンシャルの高さを活かせていない!」と叱られました(苦笑)
観光で「稼ぐ力」をつけるための、具体的なマーケティング手法や仕組みの話も入っているので、ぜひご一読いただきたいです!
②「地方女子たちの選択」 上野千鶴子、山内マリコ、藤井聡子(著)
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著者は、共に富山出身である学者の上野千鶴子さんと作家の山内マリコさんに加え、私の妹もライターとして参加しています。富山にゆかりのある女性14人のライフヒストリー(聞き取り調査)が実施されているのですが、20代から60代の女性のキャリアを、「富山にとどまった女性」「富山から出ていった女性」「富山に戻ってきた女性」「富山にやってきた女性」の4種類に分類し、分析されています。いわゆる市井の方の人生を紐解いた非常に貴重なインタビューとなっているので、ぜひ読んでいただきたいです!
③「風の谷という希望」 安宅和人(著)
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富山県出身で富山県成長戦略特別委員でもある安宅和人さんの新刊は950ページを超える大作。その中で安宅さんは「残すに値する未来をつくる」「テクノロジーを使い倒し、自然と共に人間らしく豊かな暮らしを実現する」と宣言されています。富山県でも安宅さんの考えを一部汲んだ形で、成長戦略まちづくり戦略プロジェクトチームの下で「持続可能な魅力ある田園地域創出事業」が昨年創設されました。この事業は「世界が憧れる田園地域」を目標とし、今年度はビジョンづくり2地域と実証実験を2地域で行っています。安宅さんのこれまでの知識経験が余すことなく披露されており、人口減少社会で地方が持続するためのヒントが満載となっています!
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